三池崇史の村おこし映画三部作全部が…一本のDVDソフトに収まって発売された。今までは熊本にある資料館だかテーマパークだかまで行かないと見ることができなかった、熊本の人たち以外には、非常に貴重なフィルムです。何度か…そのほかにもイベント上映されたみたいですが。ほとんどの人がお目にかかったことないであろう…不思議な映画たち。
「隧穴幻想 トンカラリン夢伝説」…村おこし企画の第一弾。これがなければ、後の2作品はなかったのだろうが、ちょっと一般人にはわかり辛い、地元に伝わる伝説をファンタジーロマン風に
仕上げた短編。チープなCG映像はいつものこと。平幹二郎の怪演に注目されたし!
「鞠智城物語 防人たちの唄」…地元の上映場所では、売店で3Dメガネが売られていて…それを掛けると目の前に火の付いた矢が飛んできたり、中大兄皇子と中臣鎌足を演じた
大杉漣、石橋漣司が飛び出してきたりするらしい(本当かよ?)。残念ながら…DVDは3D対応になっていない。一度くらいは体験してみたいものです。実際は資料館で上映された教育映画みたいなものなのだそうだが…適度に盛り込まれたアクションでそれなりに作品を満喫。
三部作のラストを飾る「おんな国衆一揆」は…もう、すっかり普通の時代劇になっていて、一般人でも楽しめる仕上がり。普通に劇場公開してもお客さんが入りそうなくらい、豪華な俳優陣。原田芳雄、
石橋蓮司、布施博、遠藤憲一、
北村一輝、あべ静江、
竹中直人etc。下手すりゃN●Kの大河ドラマより迫力のあるチャンバラ活劇として楽しめます。熊本では田舎の公民館みたいなところで、この映画を無料で上映しているのだとか…凄すぎる。
311以降、食品にはとも気を使っているので
九州のお米がこのように手に入るのはのても嬉しいです。
味も普通に美味しいし、値段も手頃なので良かったと思います。