転校生である主人公がクラスメートから制裁を受け、一人ずつ復讐していく
学園リベンジ・バイオレンス。
自分もそうでしたが、
ジャケットから想像されるスラッシャーやホラー系だと
思って観賞すると、恐らく肩すかしを食らいます。どちらかと言えば、
"ニューシネマの雰囲気をもつ計画殺人ムービー"といったところでしょうか。
見所のエロはというと、キンバリー・ベック(『
マーニー』『
インデペンデンス・デイ』)
の自身唯一となるフルヌードシーンを皮切りに他の女優もちらほら脱ぎますが、
作中頻繁に出てくる訳ではなく、加えて【STORY】に既述されている
「不良たちの暴行事件」シーンでも胸出し程度なので、過度の期待は持たない方が
よろしいかと思います。
もう1つの見所であるバリエーションに富んだ殺人シーンですが、既に【商品の説明】
に記述されているので割愛するとして、この作品が単なるリベンジムービーとして
括れない理由があります。
これは本作が"復讐を果たしてエンドロール"という通常の流れではないことと、
復讐以降の主人公がクラスメートと話す際に見せるなんともやるせない表情から
感じたことですが、「目先の解決より根本的解決の必要性」というテーマを
考えさせられました。学園ものなので"イジメ"の問題を連想するのは然りですが、
社会問題以外にも身近にある様々な物事に当てはまるテーマかと思います。
まあ単に自分が仕事での業務面において、丁度このテーマに直面しているから
余計に感じたことかもしれませんが(笑)
何れにせよ、趣向を変えたリベンジムービーを観てみたい方にはオススメです。
モトリーほとんど出ないっす・・・。モトリー曲ほとんどないっす・・・。もっとモトリーでお下劣なのを期待してました、残念。
クレイムービーな方は楽しめる?のでしょうか。映画
タイトル(モトリークルーの)を忘れて視点を変えて鑑賞すればそれなりにいいのかも。