この舞台盤が一番好きです。両端に3段2列で仕切られた
キモい6人とキモい電車男とそれをバカにするイケメンの
やり取りで構成されてます。発言もかなりキモい。
こんな目を背けたくなるようなキモい舞台がかつてあったでしょうか。
しかし観客達は笑うべきときは笑い、驚くべきときは驚き、
静かにしておくべきときには静かにしています。舞台は監督
と役者だけではなく、観客とのこういった空間的な一体感が醍
醐味だと思います。さすが堤幸彦、そしてキモさを許容できる
レベルの高い客。2chを舞台でこういう風に表現できるとは
驚きです。電車男はもちろん正真正銘馬鹿げたフィクションですが、
そのロマンに空間全体が吸い込まれているような、観客を含めた全員が
あえて創り出しているような雰囲気を感じました。
フェミ男は死語だが、そんな言葉が活き活き していた背景が、この写真集からは、こぼれてくる。 クリエイター選びも、功を奏している。 星5つにしたかったが、化粧した男性に抵抗がある 人の数も想定すると、こうなった。
前作「S」にはハマった!!当然のごとく「OK!」も発売日に即店に行きました。 前作はデビュー作品だったので扱いも大きかった。2作目だから少し落ち着いてしまったかな…っていうのが今にして思う作品です。こういったジャンルはなかなか難しいんでしょうね。 しかし世間の評価はどんなにしろこの「OK!」は決して駄作なんかじゃありません!! 前作同様に武内享と作ってはいるけど、一気にアーティスト武田真治が出来上がってきた感じです。 前作よりかなり骨太って感じがしますね。サックスの音も強い作品に感じます。自信の表れがかなり出てて、非常にかっこいいですね。こっちのほうが武田真治らしいアルバムなんです。 ここでアルバムリリースを止めてしまったのは非常に残念ですが、むしろ2作品で止めたのが、アーティストとして拘った美学を見せてるようで、またいつか表立った音楽活動をしてくれた時に、どんな作品になるのか?期待出来ちゃいそうな気がします。 「S」と「OK!」はまだまだ終りの来ないアルバムですね。
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