まずは他の方のレビューにもあるとおり、DVD化を切に望みます!
ビデオは持っていますが、是非ともDVD化を!!
この映画はとてもとても大切なものを描いています。
現代日本の学生達に、果たして共感を得ることが出来るだろうか・・・
願わくばいつまでも、このような物語に共感し得る若者が、沢山いることを願っています。
初めて見るとビックリします。
「なんじゃこりゃ?学生が卒業制作か何かで作った映画か?」ってな感じなのです。
出演している役者達も素人みたいで初々しい。
劇中流れる音楽もスカスカぎみで、ときどき大袈裟だったりします。
だけどラストに流れる曲は秀逸で、
(この映画のメインテーマな感じの曲で、OPやED、劇中でも何度も流れます)
この曲のためにサントラ買いました。
とにかくすべてが初々しい。
悪く言えば学生作品みたいな映画です。
自分の気持ちを上手く表現出来ないが故の苛立ちや、
言葉にしなくても互いに感じ得ようとする想い、
夏休みや卒業、
引越しといったものも相まって、
思春期特有のほろ苦さと淡い気持ちが一杯詰った映画です。
こんなに大切なことを表現している映画ってそうないです。
「この窓は君のもの」
この
タイトルの素晴らしさは、
見終えた頃にはあなたの胸をキュンと打つものに変えていることでしょう。