今回彼女の写真集を購入するに至ってまずは表情の幼さの中に色気を少し漂わせている雰囲気を感じ手に入れましたが、残念ながら同じ方向からの写真が多く見られ、バリエーションの貧困さを感じ、彼女の魅力の胸から顔にかけての構図に少し工夫が欲しかったですね。
「テレ東の深夜ドラマには傑作、秀作が多い」という
ジンクスがあるけど、本作もその1本に数えてもいい。
2014年発ドラマでは暫定1位。かなり好き。
『まほろ駅前番外地』が好きな人なら絶対にハマれるはずです。
1話完結の12本(12.5本)のどれもが「面白い」のは奇跡的で
改めてテレ東ドラマのクオリティの高さを実感。
浅草の
探偵事務所を舞台に毎回ヘンな依頼人がやってきて
ちょっとホロッとさせる人情劇も入ったオハナシと聞くと、
やっぱり『まほろ』を思い出しちゃうワケで・・・・・。
演出が大根仁監督だから画作りや演出もかなり似ているし。
それほど知名度の高くない舞台俳優を中心に
起用しているので各話のサブキャラにも感情移入しやすい。
以下、各話をざっくりと評価。
初回 〇/死にかけの組長のためにワンタン探しに奔走
2話 ◎/隣の部屋が鏡越しで覗ける謎のラブホテルを探す
3話 ◎/毎回同じデリヘル嬢を指名する男の素性を探る
4話 ◎/30年前のマイナーなアイドルを捜す(オチが最高!)
5話 ◎/パン屋を営む顔が怖いけど気弱な男を助ける
6話 ◎/売れない漫才師に毎日誰かが弁当を届ける謎を探る
7話 〇/白いワンピースの女性に恋した男の話。切ないわ
8話 ◎/スケバン麗子の話。オチが最高!
9話 ◎/遊園地のウグイス嬢の声に惚れた男の話。
確かに松本まりかのアニメ声に惚れそうな人、いそう
10話 ◎/「もらい乳」の話に思わず「もらい泣き」
〇/10話は2本立てで後半の「決闘代打ち」はバカバカしさ勝ち
11話 〇/ランナー男の話。走りまくってるだけなのに
滝藤賢一の存在感がすごい。結末は12話の中で最も衝撃的
12話 ◎/所長の過去が明らかになるハードな最終回
毎回ヘンな夢を見て目を覚まし、
やる気があるのかないのかよく分からないオダジョーと、
素性がなかなか見えてこない所長の
石橋蓮司と、
相武紗季をオッパイの大きいちょいケバなお姉ちゃんに
した感じの小泉麻耶のアンサンブルが最高。
下町人情感というか3人のまったりした
独特の空気感がドラマの雰囲気を高めてくれます。
特に小泉麻耶ちゃん演じるメグミは
ちょっと頭の足りないキャバ嬢なんだけど
それでも「愛おしさ感」が出ているキャラがいい。
付き合いたくはないけど、「憎めない感」がちゃんと出てる。(笑)
最終回での露出サービスもグッ!
テレ東だから魅せられる深夜ドラマのこの“ノリ”が
たまらなく好きな人には、たまらないドラマになってるはずです。
BGM、主題歌も耳に残っていい。
同時期のドラマでは3本も出ているオダジョーだけど
本作が今期最高、いや過去最高のオダジョードラマかもしれない。
続編希望!