エキセントリックでシュールさに満ちたハチャメチャな作品だが、
なぜか観賞後には元気を与えてもらった。
人は誰しも山あり谷ありの人生を前に、
もうダメだと思うことがある。
どうしようもない悲しみや苦しみに、
泣きたくても泣けないときさえある。
でも、やまない雨はなく、
苦しみや悲しみにも終わりがやってくる。
いつか必ずターニングポイントが訪れるのだ。
と、わかっていても、苦しみの渦に巻き込まれていると、
そう気づくことすらできない…。
この作品は渦中で苦しんでいる人に、
いくばくかの希望を与えてくれる。
大切なことは確かに目には見えないし、
信じない者の前には希望は姿を現さないのだから。
主役の
麻生久美子の元気いっぱいの演技が、
ある種の救いのようなものさえ感じさせてくれた気がする。
透明感と不思議な雰囲気と仕事のスタンスなどが気に入ってます。
本当に綺麗な方ですね。
この本の内容は、読み物>写真 といった感じです。
あまり情報がない
麻生久美子さんの生い立ちなどが知れてとても貴重です。
肝心の恋愛に関しては記述がないのが寂しいですが、
まぁ本当にそれマイナスにしても貴重な情報を知れた感があります。
ここで見ると表紙は暗くみえますが、
実際手にとってみると麻生さんの写真の帯がついてるのでそこまで暗くみえません。
中身もカラー写真がついてます。
個人的にはもっともっと写真の分量を増やしてもらって尚且つ、
芸術よりの写真の中に現実味のある写真もほしかったのですが、まぁ蜷川さんだからいいかなといった感じです。
値段相応だし結構満足です。
麻生さんのプライベートは殆ど公開されてないので、彼女が何を考えてロケしているのかなという好奇心から買いました。 スカーフを巻く麻生さん、透明感が引き立っててとても美しく愛らしかったです。 ファンからみたこの本の不満点は、 1、全体的に麻生さんの写真が少ない。 2、麻生さんの生の言葉を楽しみたかったのに、同行したライターの感想が多かったところ。 その他はとても良かったです。