各プレイヤー、それぞれ13枚の手札を受け取ります。
次の3つのフェイズを1ラウンドとし、ゲームの終了条件まで繰り返します。
第一フェイズ:全員が手札2枚を選んで出し、順にアクション実行。建物購入可。
第二フェイズ:建築資材、お金(ペソ)が場に補充
第三フェイズ:全員が手札1枚を追加、第一フェイズに出した2枚のうち1枚を組み合わせ、アクション実行。建物購入不可。
カードには番号がゼロから9まで振られており、2枚のカードを昇順に組み合わせ二桁の数字を作ります。
たとえば「4」と「3」のカードを出せば「34」とし、全員のなかで一番若い数字のプレイヤーから手番順となります。
手番が早いプレイヤーほど得ですが、若いカードは一般にパワーが弱く、手番を優先するか内容を重んじるかのジレンマが発生します。
このシステムはなかなかユニークです。
初プレイ時の注意を記しておきます。
最初は13枚の手札からの選択肢が多く、なにをしたらいいのかの指針も少なく、長考しがちでゲームが重く感じます。
しかしゲームが進むにつれ指針がはっきりとしてきますし、手札が減っていくので選択肢も減りスピードアップしていきます。
手番順によって生じるお得度合いの違いに歓声や悲鳴が出るようになります。
カードは美しく、税務署員やママ(遣り手婆あ?)といったキャラクターはコミカルでインパクト大。
手番順に一喜一憂するゲームなので最大の4人プレイでコクが出ますが、いっぽうスピーディに展開する2人プレイも別なおもしろさがあります。(3人でも悪くはありません)
難点は、カードには
ドイツ語が書かれており、これの日本語化が必須であること。
和訳ルールを見ながらでは、ゲームが停滞します。
このため和訳シールを自作しました。「play:game」というサイトにデータをアップしましたので、よければダウンロードしシール用紙に
プリントしカードに貼ってご利用ください(カードスリーブを使うことをお勧めします)。
どれも面白かったけれど、ガレスピーとサンドバル(運転手兼ラッパの名手)のハバナでの出会いを役者で再現したパートと、カストロの長舌演説を皮肉った?パレスチナ絡みの木曜日(だったかな?)が一番面白かった。蛇足ですが、一度宿泊したオテル・ナシオナルが随分ロケに使われていて庭の大砲(アメリカ方向?)を含め懐かしかったなー。