逆転裁判シリーズはGBAから始まり、DS移植、スピンオフまで全作プレイ済み
一番の利点は「逆転裁判(蘇る逆転)〜逆転裁判3」の三作品をソフトを入れ替える必要性が全く無くプレイが出来る事だろう
現在でもDS版の逆裁シリーズは高めの値段で供給されているので「この値段で三作品全てが遊べる」と言うのは最大の利点である
次に新規に書き下ろされた3DSに合わせたHD化。これがまたすこぶる綺麗な画面になっているのは非常に驚きである
実際、GBA版やDS版と比べると、驚くほどに「綺麗になっている」と言う事が解るだろう
特にキャラクターの表情が生き生きとしており、「昔の逆裁も皆表情が生き生きしてたけれども、グラフィックを綺麗にしただけでもこんなに変わるんだ」と一種の感動を覚えた次第である
音質も3DSになった事でよりクリアになっており「あぁ、綺麗な音だな」と感じさせるのも非常に良い点である
立体視に関しても手前や奥を丁寧に使い「どの位置にキャラがいてどう言う背景になっているか」が良く解る
「立体視」になるだけでも、視覚的に「従来とは違った感覚」を覚える事が出来るのも良い点であろう
元々、「DS版蘇る〜3」までをHD化、立体視対応にしている事は告知されているので新鮮味が無いのは仕方がないだろう
しかし、「新たに生まれ変わったグラフィック」や「よりクリアになった音質」、そして「一本で三作品、入れ替えなしでプレイ出来る」と言うのは非常に良いと言える
一番おススメしたいのは「今から逆転裁判シリーズに触れる人」。一本で「蘇る〜3」まで遊べて、尚且つDS版に合わせて
英語版を同封
「逆裁をやりたいけれども、今からGBA版やDS版を集めるのは…」と言う人はこれを手に取って是非ハラハラドキドキの「逆転裁判の世界」に触れて貰いたい
既にプレイ済みの人でもふと「逆裁がやりたくなった」と思った時に所持しておくのが良いだろう
あの時のハラハラドキドキ感、そしてニヤリとする逆転劇を振り返って「やっぱり逆裁って面白い」と振り返って貰えれば幸いだと思う
「蘇る〜3」までの成歩堂龍一の物語の集大成として、相応しい一品である
ゲームでは味わえない、豪華キャストによるドラマCDにはとても満足していますが、逆転検事2と表記し、その後の話と言われているにもかかわらず、2の新キャラには一切触れられていないところに疑問がありました。狼捜査官や美雲ちゃんだけなら、わざわざ2にしなくても良かったのでは…?
しかし、ストーリーにはとても満足しています。ぜひ、次回のドラマCDには水鏡さんや一柳くんが出てくれることを期待しています。