思わせぶりだったり視聴者の予測を裏切る展開などが多々織り込まれているものの、実際はそこまで大きなひねりがあるわけでもなく、ミステリーやサスペンスとして見ると終盤でやや肩透かしをくらう。
演技派の俳優がそろっていて、最近の流行りだけでキャスティングされてるような軽いドラマとは趣が違うので、ドラマそのもののクオリティは高く、見ごたえはあります。
長男を演じた関ジャニの人もあまりジャニーズぽくないので(どちらかというと次男の方がアイドル系?)そこも気にならない。
鈴木京香の娘がキーキーヒステリーおこすので見ている方は毎回それがかなりイライラします。
サスペンスとしては物足りなさは残るものの、家族の絆や家庭内の人間関係を描いた社会派ドラマとして見ればいいと思います。
そんなちょっとテンションが下がりつつあった最終回、思わぬサプライズがあって(放送当時のニュースではこの件も記事になっていますがあえてふせておきます)、個人的にはそれで一気にテンション上がったので、結果オーライ(笑)
なかなか粋な計らいでした。