日本人から見たワイキキと、現地人からみたワイキキ。
ちょっといい加減風な二人を主人公にすることで、よく描けてると思う。
いわゆる観光客と、現地人とのやりとりも興味深い。
1987年となっているが、今になってもそんなに変わってない部分も多いのでは?
ジョニー大倉を知っている人の大半が聞きたいと思うキャロルの曲満載です! ジョニー健在という感じなんだけどハッキリ言ってバックの演奏がヒドイ!ドヘタ過ぎる!特に歌を邪魔しまくってるドラムとギターは最悪です。永ちゃんと較べるのは酷な話だけどこのバンド哀しくすらなる。ジョニーもう少し考えよ!!
ジョニー大倉がキャロル、矢沢永吉に関する当時の出来事、複雑な想いを綴った本です。事実内容に関しては「成り上がり」と重複する部分がかなり多いです。また強烈なキャラクーを持つ矢沢永吉に関しての微妙な想い、みたいなものは当然漂ってます。キャロルのイメージ、音楽が築かれていく過程(それは偶然を多分に含むのですが)が判って楽しめますが、感情的な吐露が多いことについては、今さら言わなくても...と個人的には思ってしまいました。
私は矢沢ファンでもジョニーファンでもなく キャロルの音楽が大好きです。
ジョニーもここまで吐露したんだからもうこれ以上はいいでしょう。 こうなったらファンに向けての「キャロル第3章」は積極的に前向きにいって欲しいなあ。 出来ればキャロル再結成で・・・なんてね エーちゃんも最近原点回帰してるっぽいんで非現実的な話ではないと思いますよ。
そういえばポールマッカートニーは最近のツアーでは積極的にジョンやジョージの曲を取り上げていますが・・・ そう後になって気がついても実は遅いんです。 生きているうちに、元気で歌えるうちになんとかね。
今やロック界のカリスマとなった矢沢永吉を知るのに必要不可欠の一品! 当時の時代背景とそのリズム感はこの作品を見れば間違いなし! あのクールスも出ているので、クールス・ファンも必見の作品です。
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