1969年の“Looking Back”に続く、ジョン・メイオールのレア・トラック集と言える性格の編集盤で、1964〜1968年にかけて残された作品を収録して、1971年に発表されている。エリック・クラプトンが加入してどうのこうの、と言われる以前の初期のブルーズ・ブレイカーズの音源、デビュー曲の“Crawling Up The Hill(Ver.1)”やロジャー・ディーンがギターを弾く“Crocodile Walk”、“My Baby Is Sweeter”あたりがメイオールのファンにとっての本作の目玉である。 最初のころはジョージィー・フェイムあたりの線に近い、ハモンド・オルガンを生かしたノリの良いナンバーを演奏していたことがわかる。
J.B.ルノアーのカヴァーが“Mama, Talk To Your Daughter”と“Alabama Blues”の2曲取り上げられており、おそらく彼の歌を聴いて、メイオールは自分のような線の細いハイ・トーンの声でも、ディープなブルーズ表現はできる、という勇気と確信を得たことだろう。なぜかその“Alabama Blues”と続く“Out Of Reach”など、全4曲にわたってピーター・グリーンがヴォーカルを担当している。作品の中盤はピーター・グリーンがバリバリ大活躍の曲が並んでいるので、彼のファンは聴き逃せない。終盤の3曲は、ミック・テイラー在籍時の作品。ホーン・セクションを大々的に導入した2曲とオーソドックスな編成による1曲、後者のビシッと引き締まったアンサンブルが気持ち良い。ジョン・メイオールのヴォーカルにアレルギーを感じている場合ではないってのにさぁ・・・
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