ショーン・レノンのデビューアルバムです。 多彩なジャンルの曲をまとめたアルバムにしたかったのでしょうが、全体的にパンチのない演奏と歌です。 数曲いい楽曲がりますがショーンの音域も狭く、この時点では魅力のある声でもないのでいまいちパッとしません。 ビートルズファンの方には父の面影を楽しむなど良いと思いますが、ショーン個人のアルバム評価としては星2といったとこでしょうか! 後のセカンドアルバム「フレンドリー・ファイア」は、うって変わって佳曲揃いのアルバムで、こちらをお勧めします
関係者の証言インタヴューをもととした、いわゆる【ベッド・イン】の記録物である。めずらしい映像もあれば、そうでない映像もあり、はっきり言って、熱烈なるジョン・レノン・ファン以外には必用であろうが、そうでは無い人に対しては、ちょっとね・・・と言う感じである。 問題は2つある。ひとつは【ギヴ・ピース・ア・チャンス】と言う曲を必用以上に神格化しようとしている事。まあ、これはジョンの死後のオノ・ヨーコの常套手段だから、今更問題化しても仕様が無い。 もうひとつは、結局ジョンの発表される映像作品と言うと、イマジン物か、このベッド・イン物に限られて来ていると言う事である。 ジョンと言えば、記録魔である。まさかこんな映像が存在していたとは、と驚かされるのがジョンである。それは、現在発表されている数々の映像作品が証明している。 ただ、余りにイマジン物とベッド・イン物が多すぎはしないか?手を替え品を替え、同じような物ばかりが発表されているのではないか? ジョンのイメージ洗脳戦略は、もういい加減にしてもらいたい。ジョン・レノンを何だと思っているのだろうか! 失われた週末時代の映像なんて出ないのだろうか。出したく無い人が権利を持っているから、無理なんだろうな。エルトン・ジョンとのライヴなんて、絶対存在しているはずだ。だって、記録魔だもの、ジョンは。
ジョンの絵、言葉はユーモラスだしファンとして楽しめる。でもこの彩色はいただけない。カラフルなコンピューター彩色で、きれいではあるが安易で安っぽい。ビートルズを利用した商業主義だと思う。ジョンが認めるとは思えない。素材は良く、いい絵本になる可能性もあっただろうけど。ジョンの描いた通りの白黒で、もっと小ぶりでシンプルなデザインにしていたら素敵だっただろうな。 個人的には「小さなブタは幸せなブタ」という一言にハッとしました。
レコード店でなかなかいいと思ったので買って家で聴いてみるとあんまりよくない…MDにおとして売っちゃおうと思ってDVDを見た後ヘッドホンつけて聴いてみると「こう聴くもんか…と」。
ジョン・レノンが自立した人間だとすると、家でドラクエやってそうなのりです。ビートルズの「ルーシー・インザスカイ」みたいな世界観、Tレックスのカバーとかありますですが、やっぱりそこいら辺の音楽が好きな人にはお勧めです。やはり天性のものはあるようで父親譲りの包み込むような声は聴いてるといい気持ちになってきます。
DVDは笑ってしまいました(とても狙ってます)ユーモアセンスもちゃんと受け継いでるようです(遠目で見ると完全にジョン・レノンに見えるのでジョンがやってると思うとさらに笑えます)。
時代を超えて、ジョン・レノンの魂の叫びを聞く。エンディングを「イマジン」にせず、「イン・マイ・ライフ」と「リアル・ラブ」と続けたところに、制作者のジョン・レノンの人生に対する理解が現れている。異端ではあったが、「平和」と「愛」を信じ続けた男の永遠のメッセージである。
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