マジンガー世代の私にとって
鉄腕アトムは名前や歌こそ有名であれど
ほとんど馴染みのない作品です。
大人になって喫茶店や友人宅で手塚先生による「アトム」の漫画本を
初めて読んだ時、「あれ?この話、知ってるぞ?」というデ・ジャブ
体験を感じたことを強烈に覚えています。
それもそのはず。
私の「記憶」は全て
ジェッターマルスの記憶だったのですよ!
よく似た姿、そっくりの誕生経緯、マルスの物語の記憶が光と影の
逆転のごとく、本家?のアトムを初めて読んだ時に蘇っていた次第です。
マルスが初めて学校に行き、委員長選挙で適当?に投票してしまう場面、
あるいはシャーロック・ホームズもどきのサイボーグ
探偵(笑)の
エピソードは本家アトムからの抜粋だったんですね。
その他、燃料代がやたらかかってしまうため、廃棄を恐れて転校を
繰り返す旧式のロボット少女の話はとてもよく覚えています。
当時、すごく胸がキュンとなっちゃいましたねぇ。。。
最後に。僕にとって清水マリさんの声はアトムでもベロでもなく、
このマルス以外のなにものではないということを力説しておきます。
なにしろ30年以上前の作品な上に、放送終了後は本編自体が視聴の機会が得られない状態でしたので先ごろ発売されたDVDだけでも10年は楽しめると思っていました!!そうしたらなんと音盤まで発売されるというので我が家は
ジェッターマルス祭り状態です。家事の時のBGMとして流したりしていますが、2歳の娘までCDデッキを指さして「マルシュ?」と聞いてきます。その後スピーカーのまえに寝そべってうっとり聴いてました。曲調が明るく軽やかなものが多いのでそれもいい感じです。あとは、書籍の復刻だ!?