DVD化されてるのを知り即購入。何十年か振りに見ました。
若い頃の
仲村トオルが一匹狼のスナイパーを好演。
手に汗握る、ジリジリとした感じ。見てるこっちが息苦しくなるような感覚がたまらない。
シリーズ4まで出てますが続編を希望します。
これ、凄く面白かった!。このマンガすごくまとまっていて、大日本帝国時代の特務機関の動向や目的、人物が一覧でわかる。マンガならではの、キャラクターとビジュアルで、非常にわかりやすい。ストーリー展開としては、陳腐な劇画だとは思うけど、バランスよくまとまっていて、これだけ複雑な題材を、よくこうシンプルにまとめたな、と力量に関心。とても丁寧で、しかもバランスよく情報が盛り込まれていて感心。この時代の防諜にかんして、凄い知りたかったけど、詳細資料や本は難しすぎてイメージがわきにくかったけど、ずばっとつながった。入門書として、非常にいと思う。この本は素晴らしいです。特にいいか悪いかの価値判断がほとんど入っていないところが、素晴らしい物語。政治的意図が、この題材を描きながらほとんど感じないところに、センスを感じます。イデオロギーに堕すと臭みがあって、右でも左でも、読めたもんじゃなくなってしまうので。中立はあり得ないとしても、こういうバランスがいい本は入門書向きです。この後、インテリジェンス関係のもう少し堅い硬派な本へ向かうと、非常に面白いと思います。たとえば、小谷賢さんの『日本軍のインテリジェンス』や堀栄三の『大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇』など。旧大日本帝国の軍隊組織は、情報軽視の傾向があったのだが、こうして特務機関の歴史を見ていると、現場のレベルは広瀬大佐の頃から決してレベルは低くないのかもしれないと思った。ようは上層部での情報軽視がひどかったんだな、という感じがします。