栗林弥生さんのフィギュアでとうとう、ラスト。だんだんとシリアスな展開になってきます。とにかく全部限定版を揃えるのが、ファンってもんでしょう。残すは、BOXのみ、もう買うっきゃないね。弥生さんは、ホントにすてがたいキャラだと思う。かわいいし、スタイル良いし。
原作があれだったどうなるかとは思っていたが、うまくできていると僕は思いました。1巻の限定版には桃園メイのフィギュアが付き45分で全3話収録、なんだけど全12話というのはすごく悲しいです。色っぽい3人の下僕を演じている井上さんや中原さんや福井さんのキャラクターにひかれる部分はとても多いでしょう、マウス役の山口さんがとてもうらやましいと思ったとても、何といってもサエキトモさんの女キャラはそうそうないので即買うべし。とにかく物足りないのは1話の短さだけなのかな。なんたってキャラクターがかわいいから次も買いたくなるよ。
井上喜久子さんはとにかく色っぽいキャラだと実感させられました。メイは一押しです。福井ゆかりさんも中原麻衣さんにしてみたらもう少し、サエキさんはかなりがんばれといったところ。2巻では3人の下僕の性格や人生が出てきた話が満載です。マウスも当然盗みます。マウスはルパン3世に近いと思わせる話が必見です。
目次
* 閉店後の大盛り定食
* 二人通勤
* ビアガーデンにて・・・。
* 水着デOL
* 被写体
* ひとつ壁の向こう
* ある小料理屋の日常
* 今年の冬は雪が多かった
* 婚約者
* 晩夏より
* あとがき
208ページ。1話完結の読みきり集です。あとがきで著者は「エロエロではなくイチャイチャ」と言ってますが、私が読んだ限りではいい意味でいたって普通の恋愛もので、ちょっとこそばゆい感じがしながらも、読んでてほっこりくるものが多かったです。特に「被写体」や「ある小料理屋の日常」のような夫婦をテーマにした作品はなかなか見かけることがないので、かえって新鮮に感じました。それと昔読んだ「
原色恋愛図鑑」をふと思い出しました。
また板場作品の女性は基本的にちょっとタレ目の子が多いですが、時折悪女のようなキッとした感じの表情を見せたり、丸目(というのでしょうか。表紙の折り返しのチャイナを着た女の子ような目)だったりと、今まで見たことのない表情も見られ、よかったです。
消しは白抜き。女性はもちろん巨乳です。エロを求める人にとっては物足りないと思いますが、恋愛もののマンガとしては十分楽しめる本でした。