機構としては今のバンダイらしい組みやすくてよく動く、よいものだと思いますが、造形が今ひとつ。
メリハリがなく、モコモコしています。
(胴が太長く、短足になったことではありません。それは設定どおり。)
フチの丸めかた、エッジの立てかた、曲面の曲率、がどうにもだらしない。人間にたとえるならば隠れ肥満中年体型。
中年体型にしても鍛えられた筋肉の上に脂肪を
鎧ったような造形であって欲しいです。
他社の完成フィギュアにまるで負けているなあ。
TV版当時のエヴァのプラモは後発ながら、当時の水準を一気に引き上げた名キットでした。
凋落っぷりが悲しい。
カメラにちょっと興味が出てきたら、いつかは欲しくなる、一眼。ペットとか撮影する時、たった数十センチしか離れてないのに、ゲージのぼけ具合を出したりすることができる、レンズが交換出来る、等、普通のカメラにはない楽しみもある。
私は、エヴァンゲリオンとかには全く興味がないのですが、さわやかな青と白のボディ・カラーに釣られて買ってしまいました。ミラーレス一眼でありながら、大変
コンパクトなボディ、実際、風景を撮影しても綺麗に撮れる。付属のレンズではズームがいまいちなので、後に、06の望遠レンズも購入。(これが同じ白と黒ならばよかったけど。。。本体のカラーが多いのでそこまでは無理か)
このサイズだと、常時鞄に入れて持ち歩きも充分可能です。(Kマウントのレンズを付けたら、不細工になりそうだ)
追記
病気による、会社からの解雇、医師の「働ける」という診断が出なかったため、失業手当も出ないため、この「Q10、及び、望遠ズームレンズ06、専用革ケース、と、コンデジ2台を、経済的理由で
オークションで売ってしまったのですが、失業手当も出るようになり、また、
オークションなどでちょっとまとまったお金ができて、そのお金で再び購入。カラーは今度はノーマルのシルバーとブラック。やはり、サイズ、可愛さ、ポン!と上がるストロボ、その他、ちょっといいな、という魅力と、コンデジより、少しだけ面白い写真が撮れるので買ってしまった。
今回は、AMAZONではなく、近くの家電量販店で。値段交渉。そこは、家電量販店、Y社とB社が経営統合して出来た店なのだが、いつもなら、交渉次第では、kkkドットコムの最安値、または少し高いが、その分何かを付けてくれたりするのだが、今日応対した店員は、店頭価格よりごくわずかな値引き・・・ それで、車で30分走ったとこの、同じY電気へ・・・ ここも値切れば下がる店なので、そこで購入。
3つの並んだ梅の花をマクロで撮るとき、コンデジではどうしても前の花にピントが合いがち。で、他の花にちょっとボケが出るか、といえばそうでもない。確かに、4万、5万あたりのコンデジを買えばできることかも知れない。が、20000円でお釣りの出る、「大変小さな」ミラーレス一眼、そういうとこにちょっと魅力を感じてるのかもしれない。
今回は標準ズームのみ。望遠レンズ06を付けても、せいぜい10倍ちょっと。望遠より、接写の方が、一眼ならではの楽しみ方が多い、と思うのと、カメラを何台か手放した時、高倍率のカメラを購入したため、そちらで用をなすので・・・
作画・音楽・ストーリー、全て規格外です。
アニメに詳しい人なら、びっくりしてしまう制作
スタッフのオールスターです。
日本のアニメのすべてが詰まっています。間違いなく、今のアニメ業界でできる全てが込められています。
又、新劇場版は旧作を知らない人も見て楽しめる内容です。
しかし、この作品は庵野監督からTVシリーズをリアルタイムで見ていたファンへのプレゼントです。
内容は書きませんが、クライマックスは何度見ても泣いてしまいます。
旧作で得たトラウマを回復させる会心の作品です。
この体験は高画質・高音質のBDで是非。
言わずと知れたリビルド版エヴァンゲリオン。
テレビ版で衝撃を受けて以来、かなり感化されたのは事実だし、
それが今また綺麗に新しくなって映画化されたとなれば
嫌でも期待する。そして世間でも概ね好評だった。
が、しかし、個人的にはイマイチなデキだった。
画像に関しては確かに格段に美しくなり、
要所要所にCGを活かした滑らかな挙動も見られる。
だが話のテンポや演出としては
テレビ版の方が数段上に感じるのだ。
こればかりはテレビ版の完成度が素晴らしすぎたとも言えるが
たとえばヤシマ作戦などは短いカットと説明で
何をどうしようとしてるのか短時間で理解でき、
速やかに作戦決行まで進んで行ったが
今作では割ともたつく上に、
初見の人には作戦内容自体がややわかりづらい。
使徒と撃ち合う部分も両者が撃った光線が
中央でぐにゃりと干渉し合い、互いに外れたのち
すぐに次弾の装填と準備、
それよりも早い敵の再攻撃をすかさず零号機が防ぐなど、
息を呑むテンポが最高だったのだが、
今回は「弾が外れた」というより「効果がない」という演出で
テレビ版よりもイマイチ燃えない流れになった。
零号機の盾もただの強力な盾となっており、
スペースシャトルの底部から急遽作ったというユーモアと
リ
アリティが逆になくなってしまった。
同様に、戦略自衛隊技術研究所から陽電子砲を徴発する際に
天井をエヴァで剥ぎ取ってしまうという画的な面白さも存在しない。
このあたり、シリアスな中にも独創的なユーモアがあっただけに
削られてしまったのは非常に惜しい。
トウジにまつわるエピソードもやや省略されており、
エヴァのパイロットだということが
クラスメイトにバレる場面がそっくり省かれているために
唐突にトウジがシンジを殴りつけるという、
意味の伝わりにくいものになった。
また、エヴァのコクピットに入り込んだ際のシンジの必死さを受けて
一発分のゲンコツを返してもらう場面も存在はしているものの、
テレビ版のような、トウジの人間性が感じられにくくなっている。
評判に聞く、使途ラミエルの変形に関しても個人的には反対派で
攻撃する瞬間に変形する時間があるため、
「近くに行くと一瞬で反撃される」というテレビ版で感じた
圧倒的な恐怖感と迫力がやや軽減されたように感じる。
倒した瞬間を含めて映像的には美しいが、
火を噴いて墜落していく姿の方が
闘いの余韻としてはよかったのではないか。
全体的に、時間的な制約の少ない映画化によって
1話30分のテレビ版のテンポが崩れたように思う。
息もつかせぬまま一気にクライマックスまで持っていくノリが
私がエヴァに感じる価値だったのだ。
時間を気にせず作れるのはある意味ではいいのだろうが、
テレビ版のギリギリまで無駄を削って洗練された完成度は
それだけでひとつのスピード感につながっていた。
完結までの全作を観てみないことには判断できないが、
現時点では個人的に期待外れな作品になってしまった。残念。