これはメタルとかのジャンルを超越して芸術の域に達してますね!感動しました。もともとメロディックスピードメタルを求めてこのバンドを知ったのですがメロディックというかシンフォニックですね。ラプソディーのようなバンドが好きな人はかなりハマると思います!特にアルバム
タイトルにもなっているKARMAを聴いた時はあまりの美しさに感動してしまい、何度もリピートして聴いてしまい、なかなか次の曲にいけなかったです。ジャンル問わずに誰にでも聴いて欲しい名作です!
アメリカ・
フロリダの叙情メタルのスタジオ第6作。
コンスタントに作品を出し続けているバンドで、合計でかれこれ10枚の作品を送り出している。
さてこの作品だが、
音に質を求めるリスナーには絶賛間違いなしの逸品であり、
音に数を求めるリスナーはやや不満の残る作品であろう。
ややインストが多い気もするが、
曲の配置バランスも緻密な計算あってのことで、
どの曲もカタルシスを得られるようしっかり練られている。
NIGHTWISHやBLIND GUARDIANのような、
インストを含め壮大な抒情詩を作り上げるようなバンドが好きなリスナーは、
必ず気に入るであろう1枚。
ただ、私の個人的な感想としては、
1曲にストーリーをつけすぎているため、
ストレートなノリにはやや欠けるといわざるを得ない印象を受けた。
(誤解は避けたいが、全体的な質はきわめて高い。)
インストを省略し、全曲をつないでやってくれたら、
さぞ気持ちよい作品だったろうな、と感じる。
米国出身のメロディック・へヴィ・メタル・バンドの、’05年発表されたての7th。
ご存知の通り、
ドイツの詩人、小説家、劇作家、Goetheの「Faust」をモチーフとした前作「Epica」の後編となるコンセプト・アルバム。
単刀直入に言って傑作だ。バンドの才知と実力があらゆる角度で見事に反映された素晴らしい作品だ。
コンセプト・アルバムということで、難解な部分もなくはないが、明と暗、静と動のコントラストを巧みに使い分け、バランス良く配し、聴き手を意識した、かなり明快になっている。
多数の豪華ゲスト陣の工夫された配役が、それに貢献している。
それ故、楽曲もバラエティ豊かで変化に富んでおり、聴きこむごとに味わいの増すであろう内容に仕上がっている。
本作に対して、ややヘヴィでダークすぎるといった反応がある。それは決して否定的な意味ではないと思うが、私見として、これまでの作品よりキーボードによるオーケストレイションが若干押さえ気味な為、ギターが前面に押し出された為と思う。
まそもそもコンセプトからしてダークでへヴィになるのも必然だと思うし、それがまた良い変化に繋がっていると見られる。
また、マンネリ気味という声もある。それはKAMELOTならではの音楽性が確立したが為の錯覚だと思う。
メロディック・メタル・バンド多しと言えど、KAMELOTと同じ個性のバンドは見当たらない。それをマンネリと称してモダン・へヴィネスや、数多くいるメロディック・スピードメタル・バンドに変貌するKAMELOTの姿など見たくない。
メタル・バンド、プログレ・バンドにも多いが、コンセプトを重視するあまり、肝心要の音楽の質にまで手の行き届いていない作品が少なくない中で、これだけの高い完成度は脱帽に値する。
このコンセプトが本当の意味で完成されるのは、この内容をどこまでライヴで再現出来るかに懸かっているだろう。
Roy Khan は確かにセクシーだ(声が)。でも残りのメンバーはさほど魅せるタイプではないし音だけでもよかったかな、と思いつつ観ていたら "The Center of the Universe" で天使が舞い降りた。文字通りのエンジェリック・ヴォイスは Roy Khan じゃなくても腰砕け間違いなし。映像の必要性を再認識した。さてこの白き天使 Mari、g の Thomas Youngbloodとファミリーネームが一緒ということは…う〜ん羨ましすぎる。
キャメロットが
ノルウェーのオスロで行ったライブのDVD。
先行で同ライブのCDが出ましたが、正直あれ聴いて不安がありました。序盤、Voのカーンの声がやたら裏返ったり、安定してなかったように感じたので…。しかし、映像ありで見たらそんなの関係なく楽しめました。
カーンの情熱的且つ妖艶な歌声が相変わらず素晴らしいです。女性コーラス陣も劇仕立てのパフォーマンスで盛り上げてくれます。エピカのVo、シモーネ(美人!)等ゲストもあり、見応え十分です。個人的にはシモーネのヘッドバンギングにやられました。
選曲もなかなか良いですし、名曲FOREVERもライブならではの熱いバージョンで聴けます。
今までキャメロットを聴かずにいた方、この際是非見て下さい。かっこいいです。