本書で取り上げられている「浅草女子短大生(レッサー
パンダ帽)殺人事件」は当時大きな話題になったので、当然自分もマスコミを通じて知っていました。このような事件が起きると弁護側は「責任能力」の有無を持ち出すのが常であり、またかという感じで、それ以上深く考えることはありませんでした。
本書は、受身の姿勢では見えてこないこの事件の本質を解き明かすことで、社会に埋もれるさまざまな障害者問題を浮かび上がらせています。
著者は加害者側に立つという難しい立場にありながら、遺族感情との矛盾からも背を向けず、罪をどうにかして償って欲しいという気持ちから「責任能力」を問いただしました。
なぜ著者が遺族感情との矛盾に苦しみながらもこの裁判を闘ったのかということを、本書を読んで理解して欲しいと思います。
また、加害者の家族についても詳しく書かれていますが、この恵まれた国でこんな不幸が存在するのかというほどのもので、大きなショックを受けました。
そして、罪のない一人の女性が殺されたこの事件のおかげで、希望の欠片もなかった加害者の妹が幸せな最期を送ることができたのはなんとも皮肉であります。
著者の気持ちがこもったおもい本です。
ジャイアント
パンダよりレッサー
パンダが好きなので3頭購入しました。
しっぽはボール
ジョイントで、ぐりぐり可動します。
動くのはしっぽだけ?と思っていましたが、表情がついてこれが意外にいい感じ。
特に複数並べた時のかわいさは格別です。
体長が50mm、しっぽを含めた全長が90mm程度です。
大人の手のひらサイズよりはすこし小さく、Safariのレッサー
パンダよりだいぶ小さい印象を受けます。
顔つきはSafariのものよりも幼いです。
家の小学生は喜んで遊んでいます。
オススメです。