ないないと探しつくして、注文品が届いたら、3日後に見つかりました。自宅用と、車内用で楽しんでいます。 元気がでるCDです。
映像と切り離して聞くと、改めてもの凄さが分かる。 キャサリンのアルトに魅惑されてAll That Jazzを聞き、その迫力への興奮冷めやらぬうちに、レニーのFunny Honeyだ。レニーは、キュートだが頭の足りないバカっ妻を鼻にかかった甘い声で好演する。満を持して、クイーン・ラティファのWhen You're Good to Mamaが入る。艶のある声とパーカッションがいい。そして、Cell Block Tango!映画では、格好いいダンスにただ見とれていたが、身勝手な殺人動機を披瀝する個性豊かな女囚たちの最高のアンサンブルは傑作。We both Reached for the Gunは、リチャード・ギアが大健闘。癖のある声が効いている。キャサリンの独壇場I can't do it aloneは、マジに捨て身の感じが出ていてコミカルでいい。Nowadaysは、しっとりと聞かせる。映画では割愛されていたClassでのラティファとキャサリンの掛け合いも本格的。 完成度の高い音楽と構成を通して、虚栄に満ちたばか騒ぎの中に、人生の一片の真実を垣間見せてくれる逸品!
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