01. トラブルメーカー
02. エスケイプ
03. マインド・エスケイプ
04. エディプト・コンプレックス・ロックン・ロール
05. 皮ジャン・ブルース
06. セクシー・ドライバー
07. 命の限り
08. J&Yファイティング
09. 4.13
10. 孤独
【命の限り】は、ライブの際、涙しながら聴く人が非常に多い楽曲です。
あの永遠の名曲【4.13】は、是非、必聴です!
【J&Yファイティング】なども、話題作と言えるでしょうね…
映画「チンピラ」(1984)の続編的作品「
ハワイアンドリーム」(1987)。
「チンピラ」は主人公の柴田恭平とジョニー大倉がヤクザに終われて最後船で日本を出るとこで終わった。そして二人は
ハワイに流れ着き観光客相手にインチキマリファナを売りさばいて面白おかしく暮らしている設定。
柴田恭平から
時任三郎に変わっている。
当時(15歳くらい)時任が好きだったのでこの映画見たの覚えている。
ハワイって楽しそうだなーと思った、あと高3の時バイトしてた個人レストランの店長が昔
ハワイで暮らしてた話聞いて「
ハワイアンドリーム」やん!と感動したりも。
先日見た自伝映画「三文役者」の殿山泰司も出ててしぶいじじいを好演、「人生やったことで後悔してることはない、やらなかったことに後悔してる、イェー!」といいセリフ。
映画の3分の2くらいに音楽が流れててかっこいい。
結局楽園なんかはなく最後に二人は
ハワイからも追われて去っていく。ハッピーエンド風に終わってるけど二人がこの先どこへいくのか哀しくもある。
久々見返してしみじみする。いい映画だと思うのにDVDになってないのが不思議。
僕にとってこんなに切ないヤクザ映画は最初で最後の作品だ。
柳葉敏郎と南果歩の淡く哀しくて切ない男と女の感情を梶間監督が見事に描いている。南果歩のやくざな男を愛してしまった性が本当に切ない名演技である。
柳葉も
列車の中で益岡徹を刺殺するシーンも見事な演技ぶりで殺した後の「ギラついた目」は素晴らしく、柳葉が役者として一皮剥けたと思わせる場面だ。ヤクザの宿命を見事に演じている。
南果歩が麻薬中毒になって北海道の療養所での二人の再会のシーンの南果歩の柳葉を見つめる「優しい目」はぐっとこみあげて泣ける場面です。脇を固めるジョニー大倉・布施博らの役者たちも秀逸です。東映さんには是非dvdでの再販をお願いしたい作品の一つである。20年ぶりに鑑賞し直したが本当にほろ苦く切ない映画だ。