一歳9ヶ月の娘のお気に入りの一枚です。シリーズ自体ハズレが少ないですが、こちらは内容がなかなか高度。娘が理解出来る年になるまで大切に見たい一枚です。 理解出来なくても十分楽しめます
スローンが
カナダのビートルズならこの3作目のアルバムは
彼らのリボルバーと言えると思う。
色彩に例えるならモノクローム的な印象を受けます。
サウンドはローファイっぽく決してきらびやかなサウンドではないが
エッジの効いた曲が多く全体的に非常にとんがっていてカッコイイ。
彼らの中で最も先鋭的なアルバムで、彼らが数多のパワーポップバンド
とは一線を画す存在であることをいち早く証明した重要なアルバムだと思う。
地政学の新時代を開く論文集。
古典的地政学のマッキンダーやマハンの著作をその時代背景も踏まえて検討した最新の論文−彼らが軍備の拡張や自国の覇権維持を唱えていたという俗説を覆すものである−から始まり、戦略爆撃や核攻撃を意味していたエアパワーが統合運用のための1つのピースの意味に変わってきたとする論文も画期的である。
また、宇宙空間に古典的地政学の理論を当てはめ、
衛星を効率的に運用するための軌道やラグランジェポイントを管理する宇宙地政学、第5次元の情報空間でも航空宇宙といった物理的な地政学との関係を断ち切れないといった情報地政学も興味深い。
さらには、上記のような地政学は政治を地理上の条件から、○○せねばならぬ、または極限すれば敵か味方かという単純な二元論に陥れてしまうといった批判地政学まで登場する。
分量が多いと言うことで分けて出版されるそうで、第2集の出版が待ち遠しい。
魔人ドラキュラのイメージを決定的にしたベラ・ルゴーシ主演の名作であります。戦前、活動写真からトーキーへと変遷する銀幕界にあって、ブラム・ストーカーの原作を見事に印象付けたお気に入りのホラア映画です。
もちろん個人的には、サイレント時代のムルナウの「ノスフェラートゥ」といふ独逸映画のほうが秀作だとは思ふのですが、ドラキュラといへば、此のタクシイドに襟の立った黒マント姿のベラ・ルゴーシを誰しも思ひ浮かべる事でありませう。