まだ1回しか聴いていないのだが・・・ 少し興奮気味。
この盤には最大級の賛辞を贈らなければならない。
最高のムード・ミュージック。
最高のポップ・ミュージック。
そしてやはり
ジャズ。
しかし1曲目からすぐに気付くのは
Kip Hanrahan(キップ・ハンラハン)の音楽との類似性だ。
特にKipの Beautiful Scars,Vertical Currency あたりとの類似性だ。
しかしそれはたいした問題ではないように思える。
たとえ、菊地がどれほどハンラハンからインスパイアーされていたとしても、
このような美しい音楽を創造し得たことこそ、問題なのである。
「憂鬱と官能」から生み出された豊穣な音楽世界。
それがここにある。
ついにJAZZもここまで到達したかという思いがよぎる。
素晴らしい達成である。
追記としてKip Hanrahanの音楽も、この菊地の音楽もともに
日本のEast Works Entertainment Inc. から出ていることに注目したい。
ユダヤ系の絶世の美女として子役時代(「緑園の天使」がお勧め!)から一世を風靡してきたエリザベス・テーラーは、後年アカデミー主演女優賞を2回も受賞して演技派となりますが、私生活の面でも話題の多い人です。恋愛したら必ず結婚しなければ気がすまない性格から、何回も結婚したり(この本が出た後も結婚しているので、7,8回はしている筈ですが、正確な数は不明。内、2回はリチャード・バートンと。)、エイズ財団への積極的な活動などで、74歳になる今でもときどきニュースに登場します。筈見有広さんの48ページにもわたる「エリザベス・テーラー物語」は彼女の波乱万丈の人生を上手くまとめており、「エリザベス・テーラーをめぐる
ハリウッド人脈図」もなかなか面白い相関図です。20世紀を代表するアメリカ女優の貴重な写真集です。