映画を観た後、天藤真の原作を読みました。そうすると、この映画の良さの理由がよくわかりました。
まず、原作の素晴らしさ。プロット、ストーリー、登場人物のキャラクター設定とその描写。ベースとなる物語が非常に優れたものであること。
そして、岡本喜八監督の脚本と演出。多くの映画が内容を二時間前後の時間では消化することができずに中途半端になったり、テーマを描き切れないのに対して、原作のエッセンスを上手く抽出して限られた上映時間で元のストーリーの面白さを表現することに成功しています。すべて表現しきれなくても、効果的な短いセリフや映像で上手く説明したり、その一方でここぞという場面ではしっかり時間を取って映像化しています。メリハリの付け方が実に見事。
最後に俳優の演技力。北林谷栄の演技は原作の柳川とし子刀自の魅力を十分に伝え、さらに独特の雰囲気で、「北林版刀自」を表現していたと思う。猪狩本部長役の緒方拳も、まさにハマリ役。迫力のある熱血漢ぶり、洞察力、人間の大きさなどを良く表現していました。
原作も良かったし、映画もまた良い。映像での表現は臨場感がある。原作物の映画化のお手本のような作品だと思う。やっぱり岡本喜八監督は偉大だったと改めて感じた。
子供が面白く楽しくいつも見ています 早く商品も来て良かったです
01.もう一度HOLY NIGHT 02.土曜日のブ ランチ03.海 04.別れ方を知らない 05.MISTY BLUE 06.ただひとつの「さよなら」 07.LOVING YOU 08.最後まで・・・ 09.蒼いゲレンデ 10.夜を越えて
豪華配役陣で名作のビデオ化。 期待通りのいい作品でした。
まだこのDVDが届いて数日、3回くらいしか見てないのですが。 この舞台のメッセージは奥が深いと思います。 内容は難しいし、スピードは速いし、観ている人間は大変です(笑) でも、何度観ても、飽きないと思います。 キャストも豪華です。 風間トオルさんの、新しい一面を見ました。 マナカナちゃん、すっかり立派な女優さんになっていました。 おすすめできる1本です!
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