これまでいろんなゲームをしてきましたが、敵を思い通りに斬れるのには感動しました。
画期的なシステムだと思います。
ただ、それを台無しにしてしまう点が多いです。
一つ目、カメラワークがあまりにも酷すぎてフレームアウトした敵の攻撃が容赦ないこと。
二つ目、ボス戦は基本的に邪魔が入ること。
三つ目、
雷電がピヨるのが酷い。
敵の攻撃がとても激しく、ピヨり回復がなかなかうまくいかない上に連続で敵にハメ技のごとく攻撃されてしまうということもしょっちゅうでした。
例:モンスーンの連続攻撃→
雷電ピヨる→モンスーンの連続攻撃のループ
「このゲーム、ピヨり演出いるか?」と心底思いました。
四つ目、オーグメントモードはニンジャランと斬るアクションで解除されてしまうということ。
一部のステージのみですが、暗闇での戦闘でかなりストレス溜まります。こっちは見えてないのに複数のゴリラは攻撃容赦ないですw
五つ目、斬奪の演出が最初は格好良く思えるのですが。途中で気づく人も多いと思いますが空中斬奪の後、
雷電がいちいちパカッと口を開くのが何か間抜けです。
六つ目、バトルシステムからは離れますが、これもかなり重大です。ツッコミどころの多いシナリオ。
ラスボスはチョイチョイ映りますが、これまでのメタルギアシリーズと違って全くボスっぽいフラグが無く、ラストを迎える頃には「アンタ誰?アンタがエイムズか?」とサンズオブリバティに出てきたエイムズをラスボスにするくらい存在感が薄いキャラでした。
そして何よりラスボスと
雷電のムービーシーンが酷いのなんの。
ミスターインクレディブルがいきなり出てきたと思ったら
雷電が殴られ、まるでギャグマンガみたいに間抜けな飛ばされ方します(そして星になったみたいな)
ラスボスのせいで「サイボーグビジネスはなんだったの?HFブレードで簡単に斬れるサイボーグに改造するよりHFブレードを折ってしまう硬化ナノマシンを戦場に導入したほうがいいじゃん!」とツッコんでしまうのも無理はありません。
自分ならライジングのラスボスは
雷電をリベリアの白い悪魔に育て上げた人物、ソリダススネークのクローンとかにしますね。
ソリダスクローン「久しぶりだな…ジャック。いや、はじめましてというべきか?そんなことはこの際どうでもいい」とかなんとかで。
リッパーモードになるきっかけも微妙で「
雷電ってサイコさんだったんだー。ふーん」って感じで深みがまるでありません。
どうせならリベリアのフラッシュバックが出てきて罪のない子供たちが自分と同じ境遇を体感させられてるのを見て
雷電が怒りのあまり覚醒し、目の前の敵をバラバラにする方がドラマティックな気がします。
リッパーモードを単なるサイコさんの人斬りではなく活人剣の為として演出上使った方が良かったかなと。
サムについては本編で何がしたかったのかよくわからないキャラなのでDLCが出るまでなんとも言えませんね。
以上、長文失礼しました。
PS:買うなら初回版がいいと思います4/1までならVR訓練追加と蛇魂(300円)が無料DLできます。
それと、初回特典のFOXブレードは効果を強化改造すると敵を斬奪モードじゃなくても切断出来る確率がかなり上がるので、初心者には心強い武器になると思います。
サム編が配信されたので書きます。
雷電編より敵の動きが早いです。
強化もできないのである意味本当のベリーハードという感じですね。
ラスボスが相変わらず酷いです。取れた腕はくっつくわ超能力でヘリ潰すわで何なんでしょうね(呆れ