諸般の事情で「強制終了」になった(旧)『
ビックリマン』の続編です。しかし、前作に負けず劣らず,大変面白い作品になっています。
まず、『新
ビックリマン』といえば、まず、声優さんが、物凄く豪華であることが印象に残ります。
主役のピア・マルコ役に藤田淑子氏、ベリーオズ役に亡くなられた塩沢兼人氏、ディオ・コッキー役に千葉繁氏、プッチーオリン役に久川綾氏などなど・・・
勿論、旧「
ビックリマン」で,人気が高かったスーパーデビルの青野武氏や、スーパーゼウスの八奈見乗児氏等も再登場して、脇を固めています。
他にも、ビックリするような方々が、「準主役」として起用されていたりで、改めて当時の「
ビックリマンパワー」を再認識させられます。
豪華であるだけでなく、どの方も、完璧に息の合った演技、上手過ぎます。特にベリーオズの塩沢兼人氏の「ノリノリ」っぷりは、凄いです。(誠に惜しい方をなくしてしまったと思う)
シナリオ全体や音楽・演出も、視聴者の心をつかんではなさないような最高の話を、毎回つくられています。困難に負けず、素晴らしいチームワークでよい作品を作られた事に、改めて
スタッフの皆さんに敬意を払います。
ただ、少し前作よりギャグが多くなっている事と、キャラクター一人ひとりの個性が、強烈なため、少し「くせ」のある脚本になっているのが、やや好き嫌いが分かれる所かもしれません。
しかし、これらも慣れれば、大変心地よく感じます。シリアスなシーンだけれど笑える。笑えるけれどシリアスなシーン満載です。
「笑いと涙と感動の新たな冒険」が、今、再び始まります。当時、
ビックリマンファンもそうでなかった人も、アニメ史にのこる名作『新
ビックリマン』を、ぜひお勧めいたします。
ディープなファンには内容の不満点もあるでしょうが、
発売されたということに一番意義のある音楽集。
「
ビックリマン」好きならとりあえず買っておきましょう。
そして、あとは新・スーパー・2000のDVD化ですね…。
新作アニメ(ハピ☆ラキ)の放送や、DVD発売、データ本発売と
最近なにかと復活しはじめている
ビックリマンですが、
とうとうDSにまで進出です!
内容は初代悪魔vs天使シリーズから、ひかり伝最新弾までの
完全シールデータと、公式サイトでお馴染みの
ビックリマン検定が
入っているようです!
初代悪魔vs天使シリーズはかなり古く、人気も他に比べ格段上ですが
何分古いだけに手元に残っている方も少ないかと。
(自分もお気に入りだった神帝たちと、そのパワーアップ型しか残ってない;)
なので、こういったかたちでデータソフトが出るのは嬉しいもの!
しかも、ひかり伝の最新弾データまで入っているので、初代からの
流れが分かりやすいと思います!
ハピ☆ラキ効果でハマったor復活した皆様、
ビックリマン資料として
いかがでしょうか?
このシリーズの3弾です。
本誌は全48ページ(目次やあとがきを除くと記事は実質44ページ)です。
内容は広く薄くといった感じで、例えば冒頭に31弾までの簡易ストーリーがつきますが10ページなので大まかな流れにとどまっています。
グリーンハウスの特集はインタビューや没デザインなど、裏話的なものが多かったです。
また今回の竹村よしひこ氏の漫画は1ページで、2本ある4コマのどちらも時事ネタです。(個人的にはあまり面白くなかったです)
今回の目玉はヘッド以外では一番人気であろう神帝7人(およびそのお守り、悪魔)がすべて付くところかと思います。
他にヘッドロココ(通常ver)やアローエンジェルも付くため、アニメの中盤の一行は全て付くことになります。
ただ、残りが「ヘラクライスト(未完成)」「ネロ魔身」「聖金太魁(とそのお守り、悪魔)」というのはどうかと思いました。
前2つは不完全な状態のもの(特にヘラクライストは完成版が以前の巻に付属していた)で、聖金太魁はアローエンジェルと合わせてのトリオとなるもう一つの「橋かける蔵王」がないため中途半端という感があるためです。
「
ビックリマン文化がもっとも華やかだった第6弾から9弾までをピックアップ!」と内容紹介があるように、
ヘッドを同じ素材の「ブラックゼウス」「魔肖ネロ」「ヘッドロココ(強化版)」のセットにするとかヘラクライストを同タイプのホロの「始祖ジュラ」にするとか、
残りの1セットをヤマト神帝に関係した如面菩薩(本誌内でこのキャラの記事もありました)、
照光子の兄弟でアニメでも一時同行していた神光子(これは12弾で幾分ずれますが)あたりにすればなお良かったと思います。
今後
ビックリマン伝説で9弾あたりが復刻されても、神帝7人やヘッドロココ、アローエンジェルを揃えるのは本誌の金額以上かかると思います。
これらに価値を見いだせるなら買いだと思います。
ネガティブな意見もあったのでちょっと不安でしたが、実際みてみると十分いい本だと思いました。
韓国の〜という話ですが、
4コマ漫画は1ページだけだしオチには関係なかったりでそんなに気になるものでもなかったし、記事のほうは韓国に
ビックリマンもどきがあって、まあ出来はアレでしたよ・・・といったもので、それもページのすみのほうにちょろっと載ってる程度です。
シールの出来も特別問題があるとは思いませんでしたが、強いて言うなら裏紙がちょっと薄いかな?と感じたくらいです。想い出補正かもしれないですけど・・・
対談やらストーリー解説なども面白かったです。
でも一番満足できた理由はやはりシールですね。
前回?は1枚しかなかったというヘッドシールが今回は3枚、それもみな大人気のものばかり。なのに価格は据え置きで、本誌のページ数もほぼ同じみたいだし。
十二分に満足出来ました。
ノーマルシールのほうは若神子8種とクロスエンジェルの9天使。
そしてそれにリンクするお守りや悪魔で計27枚(サンプル画像で確認できる事ですけど一応)。
個人的には珍カーベルやルアー之助なんかが嬉しかったですね。
ホロのヘッドロココやブラックゼウスなんかも是非欲しいので、これからも是非続いて欲しいですね。
勿論アンケートハガキもこれから出すつもりですけど、ここでも応援の意味も込めて★5つとさせていただきます。