驚きました! 当初、マーティ役はマイケル・J・フォックスではなく「マスク」「恋しくて」のエリック・ストルツがキャスティングされ、約5週間も撮影したことは有名な話です。
その映像がまさか実際に観れるとは! アマゾンの商品説明には含まれていませんが、実際の商品には短いフッテージではあるものの、特典映像として入っているとのこと。アメリカのサイトでUS版BDに含まれる映像の一部を観ましたが、マイケルとの違いを観るにはとても興味深い映像です。エリックはとても真面目な役者ゆえに、マイケルが持っているような「軽さ」がありません。極端に言えば「明」と「暗」の違いがあります。
もし、エリックのままだったらどんな作品になったのか、想像してみるのも一興です。
また、なぜ前代未聞とも言える撮入後の主役交代という結論に至ったか、
スピルバーグ、ゼメキスのインタビューもあるそうなので、とても楽しみです。
それにしても、この映像を公開することを許したエリック・ストルツの寛大さには敬服します。
基本的には、というかほとんど「1」と音楽は同じですが、バック・トゥ・ザ・フューチャーのファンならやっぱり聴いてほしいです。映画の開始早々、観客をバック・トゥ・ザ・フューチャーの世界へ引き込んでしまうあのテーマ曲はいいですね。アラン・シルヴェストリの実力がいかんなく発揮された曲だと思います。いつまでも耳に残ります。「1」のサントラを持っていない人にもお勧めです。