本編の合間の物語を描いたドラマCDです。
原作・脚本の都築真紀氏自らの台本で、
アニメ本編そのままの賑やかなノリと、明るく陽気なドラマが楽しめます。
■仕様
CD2枚組で、ドラマそのものの収録分数は80分程度。
ブックレット・レーベルともフルカラー。
ジャケットは坂田氏、ブックレットイラストは依河和希・こひなたそらの
公式メンバー。
ブックレットはイラスト付きのドラマ解説で、
作中の名場面は見開きで依河イラストが3枚、
それ以外は公式4コマ風のこひなたイラストで解説が入っています。
冒頭のキャラ紹介のテキストもこのドラマCDのために書き下ろされています。
■楽曲
新録の、シンク&ミルヒのデュエット曲が一曲(+OFFボーカル版が3種)
入っています。
I'veサウンドらしいアップテンポで爽やかな楽曲です。
(なお、この
タイトル「Stand up ears」は
アニメ本編の第3話でリコッタが見せた
ミルヒのセットリスト内に入っている曲名だったりします)
■内容
湖で水着で戦なお話ですが、いわゆるお色気描写は実は控えめ。
ほぼ全キャラが登場し、アニメ本編ではあまり描かれていなかった
ガレット側一同の人間関係などがさりげなく描写されていたり、
ミルヒの歌手・タレントとしての(作中では「領主の仕事」ですが)
可愛い頑張りや人気の様子、エクレールの意外な一面、
すっかり皆と仲良くなって
ビスコッティ・ガレット両陣営を駆け回っているシンクなど
楽しいポイントが沢山あります。
実況のフランボワーズも絶好調で実況。
地球にいるレベッカとナナミの話も、
2期の製作が発表された今となっては興味深い会話です。
物語後半には、序盤〜中盤の伏線が結実する
ちょっとしたサプライズ展開もあり
長尺のドラマを上手くまとめてある印象です。
アニメ本編を好きな方なら、絶対にオススメな一枚です。
先にレビューされている方はだいぶ辛口評価のようですが、私は楽しく読んでいます。ただキャラクターが出てきてわけもわからず戦っているように見えないこともないですね。ただ、なのはシリーズらしく敵の裏には権力ある人物がパトロンとして存在したりと現実的要素がくまなく散りばめられているので読み手としては展開がわからない分楽しめます。主人公トーマを取り巻く困難を、先代の主人公らが助言していくところなどはシリーズものらしい繋がり方です。
ただ、強いて言うなら
「キャラクターの登場人数が多く、物語の中で交通整理がされていない」
ことです。3部からこういう傾向はありましたが4部は伏線を張りまくっているのかそうでないのか、随時頭を整理しないと読みづらいというのは事実です。
いずれにしても「なのはファンはそういう点も楽しんできたのではないか」と私は考えます。よっておすすめ商品間違いなしです。(*'ω`)
先にレビューされている方はだいぶ辛口評価のようですが、私は楽しく読んでいます。ただキャラクターが出てきてわけもわからず戦っているように見えないこともないですね。ただ、なのはシリーズらしく敵の裏には権力ある人物がパトロンとして存在したりと現実的要素がくまなく散りばめられているので読み手としては展開がわからない分楽しめます。主人公トーマを取り巻く困難を、先代の主人公らが助言していくところなどはシリーズものらしい繋がり方です。
ただ、強いて言うなら
「キャラクターの登場人数が多く、物語の中で交通整理がされていない」
ことです。3部からこういう傾向はありましたが4部は伏線を張りまくっているのかそうでないのか、随時頭を整理しないと読みづらいというのは事実です。
いずれにしても「なのはファンはそういう点も楽しんできたのではないか」と私は考えます。よっておすすめ商品間違いなしです。(*'ω`)
この1期はシリーズで一番好きですね。ちなみに大きくなったなのはのシリーズは3話で苦痛になりました。
ご都合主義と言われようが、運命と才能が一つに重なる物語はドラマチックです。
ワンパターンと言われようが、ライバルと競い合いお互いを高め、友情を育む物語は熱くなれます。
王道と言われようが、ライバルとの決着を付けるシーンは爽快感抜群です。
なのはの性格も(この当時は)素直で優しく、正義感が強く、責任感溢れる反面、子供らしさと屈辱的な挫折に負けそうになるもろさを兼ね備えた素敵なヒロインと言えるでしょう。
ここから先は全くの個人的主観なので参考にしていただくのが適当かはわかりません。
このレビューを書いている今、
ジャケット絵として掲載されているイラストがこのBOXの物なのでしょうか。
見ててげんなりすると共に、1期の素晴らしさを表現するものに変えて欲しいと切に願います。
はっきり言いますキラ・ヤマト的ななのはは見たくないのです。
本来、当然のように守られてしかるべきいたいけな少女が、魔法の力を身にまとい、敢然と敵に向かっていく姿にカタルシスを感じるのです。