■このCDに収録されたデイヴ平尾(元ゴールデン・カップス)の「一人」は、大変貴重な音源である。「傷だらけの天使」の最終回(「祭りの後にさすらいの日々を」)で2回、ラスト2回目(「虫けらどもに寂しい春を」)で1回流れたファン感涙の挿入歌が、この平尾ヴォーカル・ヴァージョンなのである。
■かつて「傷だらけの天使」のサウンドトラック盤に「一人」が収録されたことはあるが、それは井上堯之ヴォーカル版だった。従ってこのCDは、非常に貴重なものなのである。当CDは残念ながら発売後すぐ廃盤になってしまったが、デイヴ平尾の名演「一人」は、日本の重要な文化遺産なのであるから、どんな形でも良いからCDとして常時流通しておいて欲しいと強く私は訴えたい。
初放送の頃は、母親に睨まれていて・・・。
今でこそビデオで録画なんて当たり前。ですが、当時は、再度、放送されるのをを待つ以外、見逃した番組を試聴する機会がなかったのも事実です。ですからこのようなアイテムとしてメディア化されること自体、ファンとしては嬉しく思う次第です。
1970年代後半、子供番組に初めて、暴力団と戦うヒーローが出てきたのが本作である。よくぞここまで「ワンパターンの哲学」「マンネリズムの美学」を貫いてくれた、とむしろ当時の
スタッフキャストの皆さんに感謝しています。
あらゆる意味で自分の青春期を彩っている番組であり、未だにこれを超える番組作品が出てこないのは、むしろ、現在の製作
スタッフの怠慢である!