まずこの小説はエンディングの後日談となっています。ですのでこの本はゲームをクリアしてから読まないと意味がわかりません。 この本は主人公達の行動に不満だったり、敵キャラを殺すのが不満だったりした人達にこそオススメです。リングアベルの視点で書かれ、笑いと感動が絶妙なバランス書かれています。もちろんリングアベル好きには必見です。エンディング後のリングアベルの行動が気になった人は多いのではないでしょうか。
小さい頃、父親が蒸発。息子が大きくなってから父親と再会するお話です。
悲しくて切なくて、でも前向きになれる作品。
出演者の方々の演技も秀逸ではないかと。特に西田さん!!
小学生の時にテレビで観ましたが、10年近く経った今でも強く印象が残っている名作です。
今度久々にまた観てみたいのでビデオ購入するつもりです。
それ位の価値はあるかと。
原作アニメの「K」はシリアスなストーリーが大半を占めています。他のコミカライズも時々お笑い要素はあるものの、根本的な部分は原作に沿って作られているものがほとんどでしょう。 しかしこの漫画はKのコミカライズの中でも異色です。原作者のGoRAが係わっているからと言って油断して読み始めると思わぬカウンター攻撃を食らいます。 そもそもこれは原作から派生したゲーム(?)「学園K」のコミカライズですので、本編とは完全に切り離して読む事をオススメします。原作アニメのシリアスを期待するとマジ金返せとなります。シリアスな場面はほぼ無いと言っても過言ではありません。 表紙、中身ともども今風なポップな絵柄ですが、とても漫画を描き慣れている感じがして安心して読めます。 問題なのは絵柄ではなく、一部のキャラクターが激しく壊れている事です。特にクロ、アンナは別の漫画のキャラクターのようです。二人が好きな方は覚悟して読んだ方が良いです。逆に宗像などは違和感がありません。むしろ原作より自由になってます。 私は一回読み始めた時は途中で挫折しました。色々原作とはかけ離れ過ぎていて脳みそが拒絶したので。 しかし、二度三度読むと慣れます。むしろこういう漫画なんだ!と開き直って読むと素直に笑えます。 ただ、かなり読む人を選ぶのと、漫画を読むのに慣れを必要とするのはどうかと思ったのでこの評価にしました。 第二巻も楽しみです。
最近のTVの時代劇に見る現代劇的な演出ではなく、昔からある言うなら昭和時代の 本当に、時代劇や舞台の雰囲気です。 音楽やアングルや演技まで意識して時代劇になっています。 ですので、理解の無いまま見てしまうと人によってはただ野暮ったいだけと感じるかもしれません。 ですが、この雰囲気、濃い分肌に合えば癖になると思います。
ゲームクリア後にモヤモヤ残っていた疑問や不満なんかが解消されたような気がします。 これはゲームで再現して欲しかったです。
個人的な不満としては、
・まともな戦闘描写が少ない ・パーティメンバー(リングアベル以外の3人)の印象が薄い ・ジョブの必要性がない
戦闘も1、2ページで決着がつく呆気なさ。 パーティメンバーの影の薄さについては、リングアベルとの絡みを見たかった私としてはかなり残念です。 あまり絡まず、「仲間」という絆の感じ取れるシーンも無く、いまいち感動までには至りませんでした。 ですがその分、アスタリスク所持者との絡みが多い気がします。 ジョブは作中では、一人一つしか使わない上、ティズとイデアに至っては殆どジョブ特性について表記されないため(戦闘シーンでも初め以外ほぼ出番なし)、完全に無意味になってしまっています。 なので☆3です。
ただこれが最高の結末には間違いない。 ゲームプレイしてモヤモヤが残っているようであれば、オススメしたい作品です。
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