METZELER(メッツラー) ME880 MARATHON US SIZES (REAR) MT90 B 16 M/C (74H) TL.
安く買えてよかったです
「僕は役者ではありません。アイドルです。」ときっぱり言ってくれるニノは間違いなく大好きなのだけど 桁外れな役者としての力量と感性を見せてくれます。作品の素晴らしさは言うまでもないけれど役作りに関わるメイキングでの深い洞察力やそれを表現者として形にしていく冷静さと限りない熱さに感動します。
パッケージの顧問、エース、マネージャーのヒロイン達が男子部員に弱みを握られて絡んでいく。分岐選択肢は無し、複数の絡みもそこそこあるんですが、ヒロイン達が普通に並んでの絡み描写がやや多く単調。もっと画面全体バラけて乱交らしさを描いて欲しかったです。
公開当時、個人的にはこの年(当時は新作洋画を年間70本ぐらい見ていた)の米国映画ベスト1に推した作品だった。なのに著名批評家誌などの集計ではベスト10の選外洩れなのだから、いかに当時の日本の批評家は見る眼がなかったかがわかる。このソフトの特典映像を見ると、この映画のプロダクションが当時としてはいかに画期的で、製作に携わった
スタッフたちが皆「世紀の傑作を作っている」という熱き予感を共有しながら仕事に臨んでいたかがわかり、これを見ながら少子もこの映画を公開当時見た頃の熱い興奮が蘇った。ナチズムとマッカーシズム、それに現代にまで連なる政府系アングラマネーを巡る諜報戦を結びつけたウイリアム・ゴールドマンの才気溢れる脚本がまず秀逸で、30年を経ても全く陳腐化していない。この映画が時代を超えた力を持ち得ているのは、そうした「歴史的事実」である唾棄すべき人間行為の「あさましさ」を、形を変えて、いやというほど観客の脳裏に焼き付けてくるからである。しかもそれを「スリラー」として面白く見せることに成功している。とりわけローレンス・オリビエ扮する元ナチの地獄の収容所長が白昼堂々、ユダヤ人が多いマンハッタンの宝飾店街に現れる場面は、何度見てもその緊迫感に釘付けになる圧倒的な凄さである。