隠し砦の三悪人を購入。 三船敏郎の乗馬での戦闘シーンが凄い迫力。 黒沢映画の醍醐味が観れて素晴らしい。
壮快な気分を味わえます。 「スター・ウォーズ」トリロジーを観て育った世代にも、 十分にアピールする作品でしょう。 物語の展開にも惹きつけられますが、 登場人物が鮮やかに描き分けられており、 それぞれの、違った立場における生き方の その一つ一つが心に残ります。 特に、上に立つ者の気高さ、徳、 仕える者の忠義心が印象的です。 ユーモア、かっこよさも満載です。 さぁ、レーア姫、3PO、R2が出てきますよ。 「スター・ウォーズ」を楽しまれたあなたに ぜひお薦めします。
映画の内容については、言わなくてもこれを買おうと言う方々ですから、殆ど知っていると思いますし、傑作だと言う事も解りきっていると思いますから省略させて頂いて、問題は32Pに及ぶブックレットです。中々いいお値段ですから、DVD等の映像作品はもう持っていて、同じ内容で+α(つまりブックレットの内容)になるが、それでも良いぜって言う方や、DVD持ってないけどこの映画は大好きで、是非ともDVDが欲しい!というファンの方にはお勧めできます。 ブックレットでは、劇中の冒頭で衝撃的な最期を遂げた落武者役の加藤武さんのインタビュー等が個人的にオススメですかね。初めてこの映画を見たのが幼稚園の時でしたので、はっきり言うと何もかもが衝撃でしたが、特に加藤武さんの死ぬシーンと石段のシーンには震え上がった憶えがありますので、色々と楽しく読めました(結構勉強にもなるし)。 勿論、あの石段を暴徒と化した人々が駆け下りる件の事も書かれてあります。 何より山田洋次監督の大衆娯楽映画に対する思い入れが伝わるインタビューが素晴らしい。 これは、映画・映像業界に行きたいと思っている人だけでなく、クリエイター志望の人全てに買って頂きたい、そんなDVD&BOOKですね。
ついでに言うと、黒澤映画は声聞き取り辛く、台詞が解らないと言う人、結構いると思うんですが、このDVDのメニューでは日本語字幕が選べるようになっています。もしよかったら字幕でも楽しめるので、試してみるのもいいかと思います。
全体的にフジくさいのが気になる。 ストーリーに没入してもなんかフジくせえなあ、って考え込んでしまいました。 高島さんの役が個人的には好きだった。ああいう嫌らしいおとこも演じられるのか、どっちかっていったらアベちゃんの役だって出来そうなのに。 宮川さんはうまいと思った、かなり。 アベ氏が太刀を豪快にぶん回していると格闘ゲームみたいで面白い。 ただ具足ごと一刀両断はあまりにもファンタジーだけどまあいいのかもしれません。 あと刑部に苦戦しすぎ、最初勝ってたのに場面が変わり再び戻ると劣勢になってる、 しかも相手は二天一流の構え、よく分からないシーンだった、その二天一流もあんまり振るわない感じで最後はアベちゃんのトリッキーな攻撃で致命傷を負う、 見せ場なはずなのに最初の騎馬武者との戦いのほうが面白かった。
ヒロインが君たる志に目覚める度に独白するのがうっとおしい、 説教くさい、言ってる役者にあまり説得力が無い、力みすぎ。家老の言ったことの意味ががわかってない。勝手に解釈している。 この辺がフジくさい。
主役は宮川さんに合わせてもっとコントテイストを前面に出したほうがよかったと思いました。 あんまり二人の世界が広がらない感じがして、なんかつまらなかったです。
最後姫だけ正装はないでしょう、 アベ氏も姫の伴ですからとりあえず身なりはただして登城すればよかったのに、 後の二人にいたってはこきたないまんま、 なんだあの扱いは、そんなところだけ前作を踏襲するなよ。
あと刑部は冑をつけるのに何で髷結ってるの? まだ戦時なのに髷を結うのはおかしい、腹心もそう、 大河を見ればわかるがざんばらがみ、そのための月代、 あと刑部の髷はたぶん江戸時代流行で 田舎武将が戦国であれをやっているのはおかしい気がしますね。
黒澤ファンなら読むべし!!読みだしたら一気に読んでしまうので、寝不足に注意!!
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