2000年、CHILDREN OF BODOMのアルバムです。
前作「Hatebreeder」がネオクラデス、次作「Hate Crew Deathroll」がメロデスなら。。。
このアルバムは、前作(ネオクラ・デス)と次作(メロデス)の中間的な感じに仕上がっています。
全体的に、前作「Hatebreeder」よりもクオリティがアップ!
楽曲、アレンジ、演奏、いずれについても、成長を感じます。
楽曲が、全体的にクオリティが高く、
パワー、メロディ、テクニックが、渾然一体となり、駆け抜けます。
特に、(5)〜(9)の流れは、圧巻!!!
また、前作にあった、サウンドやAlexiのVoの弱さが、見事に克服されているのも、Good!です。
よくまとまっていて、暴れるところは、よく暴れているので、「聴きやすくて、聴き応えのある」作品。
テンション高いので、「まるまる1枚、あっという間に聴き終えてしまう」作品です。
C.O.B.が、成功するのに十分な実力をつけたことを実感できる、初期の傑作だと思います。
日本、欧州での人気を確定させた1枚でもあります。
「C.O.B.ファン」は、必聴です。
特に、「『Hate Crew 〜』以後の作品からのファン」が初期作品に手を伸ばす場合、
このアルバム、2nd、1stと順に逆行するするのが、一番いいのではないか?と思います。
「C.O.B.初心者」にも、オススメできますが、個人的には、次作「Hate Crew Deathroll」をイチオシさせていただきます。
(参考)
ボーナストラックは、数パターンあるようです。
ちなみに、日本盤は、「Shot in the Dark (Ozzyのカバー)」「Hellion (W.A.S.P.のカバー)」を収録。