昨年、公開&DVDリリースされた「クレイジーホース・
パリ 夜の宝石たち」に続き、去年のクリスマスシーズンに公開された「ファイアbyルブタン」が待望のDVDリリースされました。
「夜の宝石たち」が、ショーや裏舞台と言った、現場の風景をそのままパッケージした作品であるのに対して、この「ファイアbyルブタン」は、クレイジーホースのショーを素敵に映像化してくれていて、「夜の宝石たち」より、かなりエンターテイメント性の高い作品になってます。
「夜の宝石たち」が客席目線でショーが楽しめる作りになっているのに対して、「ファイアbyルブタン」のほうは、客席からでは見ることが不可能なアングル(ダンサーの後ろや足元から見上げた角度等)からもショーが楽しめ、また、ショーの本質を損なわない程度の特殊効果も施されていて、クレイジーホースを別次元で楽しめる作品となっています。
昨年、公開&DVDリリースされた「クレイジーホース・
パリ 夜の宝石たち」に続き、去年のクリスマスシーズンに公開された「ファイアbyルブタン」が待望のDVDリリースされました。
「夜の宝石たち」が、ショーや裏舞台と言った、現場の風景をそのままパッケージした作品であるのに対して、この「ファイアbyルブタン」は、クレイジーホースのショーを素敵に映像化してくれていて、「夜の宝石たち」より、かなりエンターテイメント性の高い作品になってます。
「夜の宝石たち」が客席目線でショーが楽しめる作りになっているのに対して、「ファイアbyルブタン」のほうは、客席からでは見ることが不可能なアングル(ダンサーの後ろや足元から見上げた角度等)からもショーが楽しめ、また、ショーの本質を損なわない程度の特殊効果も施されていて、クレイジーホースを別次元で楽しめる作品となっています。
この著者の、これまでの三冊の教則本は
・ロックからメタルからボサノヴァから、簡単でカッコいいフレーズを「ね?いいでしょ?でも、ちょっと変えるだけで、もっとカッコ良くなるよ!
・ロック/ポップスの王道のコードなんて、たった15個のコード覚えれば殆ど弾けちゃうんだよ?
等、かなり実践的。かつ、初心者にも分かり易いように目と耳で確認することが出来て、「ギターってこんなに楽しく弾けちゃうんだよ!」とサービス精神のオンパレードである。
さらには
・音楽用語が分からない?全く問題無し!ギターが好きなら弾けるようになる!とにかく楽に弾いてみて!こうすれば大丈夫!
等、(ある意味、教則本を超えた、ぶっ飛び方をしており)上でも挙げた、サーピス精神のオンパレードで、
初心者にはギターの楽しさを教え、中上級者にはギターフレーズのレパートリーを無理無く増やすことが出来るように、
相手を選ばない、非常にユニークな教則本だった。
今回は「ブルースからはじめるジャジィな」という表題からも分かる通り、今までの三冊とは違い、一歩突っ込んだ内容となっている。
各コンテンツを見ても、
・オルタードテンションの基礎解説
・II-Vの基礎解説
と、一般的な教則本のようなコンテンツ名である。
しかし、内容を見ると非常に丁寧に分かり易く書かれており、かつ、前作までの教則本と同じく分かり易いように随所に気を配っている。
「楽譜+TAB譜+実際に押さえている写真+耳で聞いてすぐに判るCD」と、サービス精神のオンパレードは健在である。
また、各コラムで、例えば「ブルースと
ジャズ音楽史的な繋がり」等、俯瞰的なアプローチでの説明も非常に興味深く面白く、ギターを弾く上でのモチベーション向上に繋がると感じた。
本作も、コンテンツ名で最初は戸惑ったものの、前三作と同じく、アプローチは相変わらずユニークかつ斬新で、初心者から上級者まで、相手を選ばない珍しい教則本である。
(私見だが、巻末のFAQで「仮にスケールを覚えたとしても"フレーズ"として使いこなすことができなければ、まったく意味がありません。」という下りは、著者の教則本全てに感じた言葉だった。)