原作未読ですが、原作が読みたくなりました。主人公はただひたすらに泥臭く
情けないのですが、ひたむきに純粋でメチャメチャ人に優しいところに感動
しました。
配役もバッチリでした。もちろん主演の
丸山隆平さん・平愛梨さんもよかった
ですが、個人的には
上田竜也さん、南明奈さんの演技がよかった。
上田竜也さん:最初KAT-TUNの
上田竜也さんだとはわかりませんでした。だって
ボクシングがうま過ぎるもの。俳優じゃなくてイケメンのプロボクサーじゃないか
と思ったほど。彼のことを調べたらボクシングは特技だそう。なるほど、うまい
わけです。演技も気持ちが入っていてマジ感動しました。特に、人に頼らないで
自分の力で生き残るしかないんだと、父親から虐待を受けているシューマイに熱く
激しく感情をぶつけるところ。「ああ、コイツも同じ境遇だったんだなー」とすぐ
わかりました。俳優としての
上田竜也さんをもっと見たいです。
南明奈さん:最初はありきたりのヒロインかと思いきや、とんでもない悪女に変身。
事務所も本人もよくこの役を引き受けたなーと思いました。チャレンジャーですね。
あまりにも悪女ぶりがハマりすぎていて地なのかなーと思ったくらい。マジ怖いです。
その他陣内孝則さんのショボくれたオヤジっぷりがよかった。でも最後は見事に
決めてくれたし、いい味出してます。昔はトレンディードラマ(死語?)によく
出演されていた陣内さん。こういう渋い役柄も似合うようになってしまったんだなー
と時代の流れを感じました。
この作品で、あきらめないことがいかに大切かを教えてもらいました。是非多くの
人に観て欲しいドラマです。