![]() 龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン (祥伝社文庫) |
著者はまえがきにて、”「加治将一の歴史」の土台は常識だ。”と書いている。
本書は、現存する一次資料をベースに、それは事実のほんの一部に過ぎないとし、歴史を俯瞰的にとらえ、 坂本龍馬は何故殺されたか?ということにスポットをあてている。 本書に書かれている内容は、著者による仮説であるが、充分にありえる話ではないか?と思わせる。 題名の通り、主として描かれているのは、坂本龍馬では無く、坂本龍馬の黒幕として暗躍した人々の物語となっている。 従って本書により、新たな龍馬の人物像を構築しているわけでは無い。 フリーメーソンをいう秘密結社を軸に、英国人がいかに幕末期に関わっていたのか、その中での龍馬の役割はなにか、を推理し、 龍馬暗殺というのは、その中の、一つの必然的な結果であることを示している。 感想としては、かなり面白い。 幕末史は時代小説によって慣れ親しんだ私にとって、幕末史にあらたな視点をもたらしてくれたところは、高く評価したい。 一方、やや残念な点は、フリーメーソンの存在を誇張しすぎではないか?という印象。 そこまでしなくとも、当時の関係者の利害関係を描けば、同じような考察が成り立つのではないかと思った。 もうひとつ疑問符がつくのは、中岡慎太郎が死亡した必然性についての考察がいまいちピンとこない。 龍馬暗殺が周到に準備されたものであれば、中岡の死はどうしても納得がいかなくなる。 そこに、侍としての中岡慎太郎という人物像をみるとか、中岡も消される運命であったとか、のストーリーは必要だったように感じる。 いずれにしても、本書を読んでから、これからクライマックスを迎える”龍馬伝”を観るのも面白いのでは無いかと思う。 |
![]() 失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ 「漢字」がすべてを語りだす! |
シリーズ第三弾の今作も驚愕の内容でした。本屋さんでお薦めしてたので買いましたが買って良かったです。続きが気になり一気に読んでしまったので再度じっくり読もうっと! |
![]() 幕末 維新の暗号 |
驚きました。時代に翻弄される・・と言いますが、今自分もそうだったのか・・と。ま、日本の近代史に対して音痴だったせいもありますが。
一庶民ですが、やはり、真実を知りたい、それを知ってどうなるものでもないことは分かりますが。加治さん、インターネットでみると日本で 講演活動しておられるようです。身の危険がない・・そういう時代になったのでしょうか。明治天皇のお孫さん?の中丸薫さん(国際政治評論家)も御自身の本の中で、天皇すりかえのことを否定されてないようです。いつの時代も真実を語るには命がけ・・というのも悲しいものです。 だから、こういう真実が外国から入ってくるのかも知れません。外国からでもいい、真実がわかれば。この国は真実の価値を知らないのかも 知れません。「プリンセス・マサコ」も翻訳でした。真実より、世間体、名誉、損得が優先するというのは、あらがえないとしても何か悲しいです。 |
『龍馬の暗号 最後の手紙に隠された謎』 作家 加治将一
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