コンプリイト
「とらドラポータブル!」の主題歌CDです。
「コンプリイト」は「プレパレード」を作った方が再びタッグを組んだ曲です。テクノポップのメロディーに積極的に好きな人へアタックする女の子の気持ちの歌詞が非常に印象的です。最初は電波?かと思いますが歌詞はなかなか深いです。じっくり聞いてみてください。
「プリーズ フリーズ」はしっとりとした曲です。「オレンジ」をもう少し明るくしたような曲調です。ですが歌詞はかなり切ないです。こちらもいい感じの曲です。
そして「プレパレード (男汁MAX SINGLE ver.)」メロディーは少しアレンジを加えた程度でオリジナルとはそれほど大きな違いはないです。ですが印象はかなり違います。オリジナルでは可愛らしさの強い曲でしたはこちらは面白いです。同じ曲でもここまで雰囲気がガラリと変わるものだと感心しました。
個人的には全体的な曲の仕上がりに満足してます。とらドラ!の世界をギュッと一つのシングルにまとめたような感じですね。ぜひ聞いてみてください。

 

オレステス [DVD]
いきなりステージに雨が降っている。どうなっているのか、すごい。全編を通しても結構雨が降っているのだ。 舞台の転換はなく、人物の心の中を描くように物語は進んでいく。 しかしながら『不幸』が長すぎる。悲劇だから仕方ないが、かなり重い。そして雨の音でセリフが聞き取れない所もあるため、途中、ダレる。 でも会場全体、客席までステージ化してるスケールはうれしい。 そして、実は、お目当てだった藤原竜也はもちろんだが、殊に中島朋子がすごいのだ。何かが降りていたのだろうか。素晴らしい!!激うま!!。予期せぬ宝を拾った感じで大絶賛だ。

 

ターン [VHS]
失礼ながら、私の中ではすでに「過去の女優」だった牧瀬里穂が、魅力的に見えたので、嬉しいような懐かしいような気持ちでした。ラストシーンの、雪の中で、長い眠りから目覚める彼女の瞳はまるで澄んだ湖面のよう・・なんて思ってしまいました。ただ、やはりあのパキパキした、カツゼツのハッキリしすぎたしゃべり方が、どうもあまり好きになれないのが残念。

お話は幻想的でなかなかです。異次元(?)にたった一人取り残された彼女と、現実世界に住む男性との不思議なコミュニケーションがロマンチックでした。でも、数々のプロットになんだかあと一工夫、あと一押し欲しいんだよな、と、映画が終わったあとで思わせる作品。


 

スキップ (新潮文庫)
私が17歳、母が42歳。まさにこの本と同じ25歳の差があるときに発売され読みました。
そのとき、母に「昔ってこういうことがあったの?」といちいち聞きながら読めたことは、とても楽しい経験でした。

今からもう13年前になりますが、文章がまったく色褪せません。
色褪せないのは、主人公の生き方が潔く、清清しいからだと思います。
もう10回以上読みましたが、いつまでも手元に残しておきたい大事な作品です。

さすが国語の先生!と感じる素敵な言葉、文章など、老若男女を問わない素晴らしい作品だと思います。


 

1950年のバックトス (新潮文庫)
 古くは1995年から今年にかけて各誌で発表された23編を集めた短編集です。
 底冷えさせるホラーの佳品(「百物語」「雁の便り」「包丁」)もあれば、幻想の世界に遊ぶ小品(「万華鏡」)もあり、また女性らしい心の機微を飾らず描いた絶品(「雪が降って来ました」「林檎の香」)もあるといった具合に、ここに収められた作品の顔ぶれは実に多種多様です。

 分けても北村薫の面目躍如といえるのは、先達の著した書籍との特異な出会いによって生まれる作品の数々です。

 「凱旋」は伯父が遺した手記にあったある詩編をめぐる物語です。
 「我死なば鯉幟をば立てよかし 凱旋したることのあかしに」という歌の「凱旋」という言葉に込められた言葉の解釈一つで物語の印象ががらりと変わるというこの短編は、日常にささやかなミステリーが潜む様を描くのに巧みな北村薫らしい一編です。

 そして私が最も気にいったのは「アモンチラードの指輪」です。
 俊平の祖父はワイン業を営んでいました。ある日彼は知人から、ある小説に出てきた「アモンチラード」という酒のことを聞かれます。このことがきっかけとなってやがて祖父と祖母の間にささやかな、しかしぬくもり溢れる絆の物語が生まれるのです。
 俊平の祖父に尋ねごとをしたその知人が読んだ小説の名は明確には触れられません。しかし、「アモンチラード」という言葉で真っ先に思い浮かぶのはあの「アモンチラードの樽」ではないでしょうか。古今東西のミステリー小説に通暁している北村薫のことですから、エドガー・アラン・ポーの残酷な復讐譚「アモンチラードの樽」を念頭に置いてこの「アモンチラードの指輪」を書いたとする私の想像は突飛ではないと思います。

 ポーの怪奇譚が遠因となってこんな小粋な夫婦愛の物語が誕生したのだとしたら、それこそ北村マジック。
 そんな素敵な想像のひとときを与えてくれたこの一冊を、私は大いに楽しみました。

 

ターン (新潮文庫)
ミステリーだと思って購入したのですが、純文学の小説でした。
内容は興味深かったのですが、ミステリーだと思っていたので矛盾を残した終わり方には納得できませんでした。あとテンポも遅く、もう少しメリハリがほしかったです。
発想は良かったのですが、もう少し深みを持たせられたはずです。無駄な描写を省いて逸話などを挟めばよかったのではないでしょうか。
ミステリーと思って読んでいたので評価は星3つとさせていただきます。純文学が好きな方はどうぞ。

 

鷺と雪、直木賞、北村薫、古瀬絵理、斎藤広達



北村薫 動画


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北村薫 情報


天王寺きつね
松岡英明
Mezzoforte
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