全く視聴せずに、雑誌などの情報のみで勝手にかなり期待して買いましたが、凄く満足しています。
リバティーンズなどの最近のイギリスのバンドには、「こんな感じの音楽にしたら受けるだろう」というような思惑を感じず、ミュージシャンがやりたいように作った音、という感じがします。
だから演奏もクリアじゃないのだけれど、そこがずっと聞きたくなるポイントでもあるように思います。
あと、日本版の
ボーナストラックの曲はどれもいいので、お金に余裕があったらこちらを買うことをおすすめします。
サラエボ事件で暗殺されたフランツ・フェルディナントの書いた日本旅行記。これだけ高位にある人物の書いた日記であるから、当然ただの日記ではなく、文化と軍事の側面から当時の日本を鋭く描いている。日記の中で彼は、古くからの日本文化への憧憬や、従来の慣習や文化を捨てて近代化・工業化への道を直走る日本に対する危機感を露にしている。また、日本各地で行われた閲兵式では、彼は馬や装備の質、兵員の錬度に目を光らせ、軍艦に乗り込めば水兵や大砲の様子をつぶさに観察する。
当時の外国人、特に指導者階級が日本の事をどう見ていたのかを知るのには格好の書物だろう。
今更フランツを最初に聞いた時の衝撃をここで語ってもマンネリなので僕の代弁はアルバムレビューを参考にしていただくとして、ここでは簡潔に今回のDVDの報告とさせていただきます。とにかくボリュームがすごいです。2枚組みの中に3つのコンサート模様が収められ昨今のイギリスバンドのDVDにありがちな詰めるだけ詰め込んで音声はステレオというDVDが多いんですが、フランツのDVDは3公演すべて5.1ch音声収録です!同時期発売されたキーンのDVDもこれを見習ってほしいものです。あと欲を言えば特典でビデオクリップを収録してれば尚いいのですが、それは次のDVDに期待しましょう。
あと一点、リージョン1です
"Take me out"を聞いてアルバムを買う気になった。スローなメロディーは初期のMoody Bluesを思い出させた。ボーカルの声が似ているか・・。アップテンポな曲になると一転、Roxy Music。いずれにしても、British rock特有の翳りのある懐かしいアルバムでした。今後どのようになるか楽しみです。