懐かしさ半分で購入しました。グラフィティーとあるように、番組あるいは時代毎にナレーションが入りつつ進行します。これが最後まで続くのかと思うと、ちょっと残念な気になりましたが、途中からは入る数も少なくなりますので純粋に番組を楽しむ事ができます。各番組やコーナーの時間は非常に短いのですが、歌なら1曲ギリギリ、人形劇ならキャラクター登場~有る程度の掛けあいまで収録されていますので、まあ及第点といったところでしょうか。しかし、これだけの優良コンテンツを多数所持しているNHKですので、番組リクエストでも上位に入る人形劇の、特ににこにこぷんなどは1巻だけでもいいので、単体でDVDして頂きたいところです。
なお、1歳半の子供と一緒に見せたところ、白黒の時代には反応があまり良くありませんでしたが、にこにこぷんなど前述の時代劇や、今なお歌い継がれる「アイアイ(手づくりのアイアイ人形が可愛く、歌い手も非常に歌唱力があり今聞いても見劣りしません。むしろ今の歌い手に見習ってもらいたい)」などが流れると、食いつくようにジーッとテレビの前で立ち尽くしていました。
古い映像音声、各番組の収録時間の短さでは3点ですが、歴史的価値と優良コンテンツであることに1点加えて4点とします。特に70年代80年代生まれのお父さんお母さんにはお薦めです。
NHK「おかあさんといっしょ」の50周年の記念アルバム。
50年もの間に蓄積されたストックは、流石にすごい。当然、自分が見ていたのは、小さいときのほんの数年だけで、それ以外の、最初期の頃も最近のにしてもほとんど知らないにもかかわらず、聞いたことがある曲が予想していたよりも沢山、それこそ、Disc1から知っている曲はあった。難点を一つ挙げるなら、その価格か。ちょっと高すぎだと思う。
今回収録されている曲については勿論、歌っている人が違うバージョンも含めてまだまだあるだろうし、収録されていない曲にもぜひ聞きたい曲は沢山あるはず。また、「みんなの歌」などもそうだが、歌だけでなく、流れていた映像も折角なので見てみたい。NHKは、これだけのコンテンツを持っているのだから、もっともっとそれらを利用出来る形にしてもらいたい。視聴料や不祥事など、下らないトラブルばかり起こしていないで、公共放送としての存在意義を示すという意味でも、きちんと還元してもらいたい。
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