苦の世界 (岩波文庫)
元は、ヒステリの妻に悩まされる男の話ということで始まったが、その妻を芸者にして離れてしまうと、男は無職で東京や千葉あたりをうろうろとする。
この作品の凄いところは、半田という男の嘘のつきかただと思った。半田は何の特にもならない、むしろ自腹で金を使って、すぐにばれるような嘘をつく。
宇野自身の傾倒していたという、ゴーゴリの作品とは何かが違うと思う。ドストエフスキーが「貧しい人」で主人公の口を使って非難しているような、人を馬鹿にしているところがないと思う。
コメットさんにも華がある (ジェッツコミックス)
川原作品の登場人物を表すキーワードは
『健気』
だと常々思っていましたが、今回もそれは健在!
すごい事件が起きてるわけじゃない、大恋愛に発展するわけでもない、
それなのに話に引き込まれて、買ったその日に何度読み返したことか。
絵の変わりようはすごいですが、話の柔らかさは変わらず大好きです。
そうそう、人物絵の使い回しもすごいので、それを見つけるのが楽しいです。
『レナード現象』で使い倒されてたティーカップ、今回も出てきてますし、
無敵のダルシム亘理さんのへらへらポーズ、右向き左向きどちらも出てきますし、
何度も見直して楽しんでいます♪
最後に一言、『レナード現象』にあった巻末の間違い探し、楽しみにしてたんだけどなー。
今回はありませんでしたね。次回に期待!
DRETEC デジタル湯温計 ガーくん イエロー O-238NYE
我が家は大人だけなのですが、落とし込みの給湯器で湯を満たすと、思った以上に設定温度よりも低い水温なので実際の水温を確かめたくて購入しました。
サイズも程よく邪魔に成らず適度な大きさ。
色、デザイン共に主張し過ぎない所が気に入ってます。
湯船に浮いていても違和感が無いですね。b(^^*
小柄でも数値は見やすいデジタルだし、40℃で赤くランプが灯るのも良いですね。
私には40℃は少々温めですが、夫は丁度良い温度。
パッと見て赤いランプが見えたら大丈夫って事ですね。
40℃以上も表示されるので、私には42℃くらいが丁度良いのだと分かりました。
軽いし湯船に当たっても素材が柔らかいのでカチカチ音もしないし置き場所にも困らない。
使ってみて良い所が次々に実感出来る優良商品だと思います。
なによりも、見てて和む可愛らしさが、お勧めポイントです。
湯船に沢山、アヒルを浮かべてる人の気持ちが分かるような・・・・(^^*