廉価なDVDプレーヤーを選ぶ基準は、値段の他に、基本的な画質音質の良さと、操作の快適さ、そして何よりも、信頼性が決め手になると思います。本機を半年間使用して、10000円以下の国産DVDプレーヤーの実力の高さを実感しました。
コンポーネント出力はD2端子だけ、デジタル音声出力も光(TOS)だけですが、画質は本当に素晴らしく、同社自慢のプログレッシブ出力の恩恵で、我が家の115インチ
スクリーンでも、堂々の高画質が映し出されます。特に映画などフィルム素材との相性が抜群で、とにかく本機はD2端子接続(480p)で真価を発揮し、リモコンで切り替えられます。画質調整はガンマ補整(3段階)も可能で、高級機並みの細かさで2つまでメモリー出来ます。アナログ音声出力(1系統)で聴くCDは、やや腰高ですが安っぽくなく、聴き易く調整されているようです。リモコンでダイレクト選曲が出来るので、CDプレーヤーとしても快適に使用できます。ただ、シャーシが軽くて脚も貧弱なので、自分は上に何冊か本を乗せたり、下には厚めのボード(ホームセンターで購入)を敷いたりと、色々と試しながら愛用しています。デジタル音声出力のクオリティは、価格相応でしょう。なお、本機は奥行きが20cmしかありません。
個人的な不満は、リモコンのボタンが小さくて暗い部屋では扱いにくい事と、D端子とS端子が同時使用できない事です(-1点)。一部の輸入DVDショップ(セールなど)では、リージョンフリーに仕様変更された本機が販売されていますので、興味のある方はそちらも狙ってみては如何でしょうか。(PS:現在は生産完了しています)
JPEGについて解説している雑誌等は、古いものか、JISの規格書しかないのですが、この本は、最近のもののなかでは特に詳しく書かれていました。基本的な処理は、ひととおり作れるようになると思います。