19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した、モダニズムの
建築家にして
インテリアデザイナーでもある、チャールズ・レニー・
マッキントッシュに関する本です。写真の合間に解説が来る形式で、
マッキントッシュの
生涯の主要な作品を紹介しており、また
マッキントッシュがその渦中に
いたところの、20世紀初頭の新しい芸術の運動にも(ごく軽く
ですけど)触れております。白黒写真が多いことと、解説の文章が
ちょっと下手なところが欠点ですが、関連図版なども結構ありますし、
入門書としてまずまずの出来だと思います。
この
マッキントッシュ氏の著作がもっとも手ごろにまとまった
薔薇十字に関する概観をあたえてくれる著作であると思います。
虚実いりまじったさまざまな観念がいままで
薔薇十字団に
たいしてもたれてきましたが、本書は歴史的な観点からも
考察して「
薔薇十字」運動についてまとめ上げています。
薔薇十字に関心がある人は必読の著作です。
小生40代半ばを目前にしてロックファン歴27年になるが、このジミー・
マッキントッシュという実力派ギタリストは名前も顔も知らなかった。たまたまこうして
MP3バージョンを試聴できなければ小生の触覚に触れることもなかったはずのアルバムが、なんとあまりにも素晴らしい出来で心底惚れてしまった。ロン・ウッドが参加しているということでそういう音を期待していたところ、期待以上の作品に仕上がっている。
ジャズでもロックでもブルースでもないけれどそれぞれ全部のエッセンスが詰まっている。ヒット、金儲け、売名などそれらのどれも目的となっていないであろう作風と全体の雰囲気はとても落ち着いていて圧が強すぎなく、それでいて爽快感と達成感を感じる。ジョー・ボナマッサなどのように若さゆえの力みなどもないし、大御所ジェフ・ベックやエリック・クラプトンのように奇をてらいすぎる感もないのが良い。