マクロ経済学のテキストの決定版だと思います。 初学者が陥りやすいところを研究して書かれている用に思えます。
用語やモデルの裏に隠れている考え方、各モデルの関連について事細かに解説してくれています。 痒いところに手が届いています。 今までのテキストが、板書された内容を本に落としたものだとすると、 このテキストは教授が講義中に話した内容や 学生との質疑応答も含んでいる と言えばわかってもらえるでしょうか。
今までスティグリッツやブランシャールなど各種のテキストを読んできましたが、腑に落ちない箇所で止まることが多々ありました。 でもこの本ではそういうときに、ちゃんと分量をとって説明をしてくれます。読み手をうまく誘導してくれます。
巻末に問題の回答も載っており、数学付録も充実してます。 一ページの情報量が多く、マンキューマクロでは2冊になっているところを1冊でまとめられています。 しかも、2008年までの日本経済を題材にとって説明していますので、最近の経済情勢を考える取っ掛かりとしても最適です。
大部ですが、なんとか持ち運びできる厚さなので通勤中にでも読めます。
社会人になってマクロ経済学を独学したい人にこそお勧めです。
皆さんの書評を読む前から、大きく意見の分かれる本だとは思っていました。その通りだったので面白く拝見しました。著者自身も書いていますが、啓蒙のための本ですよね。単に新聞や雑誌の短いスペースでは言い尽くせない思いが伝わってきます。所詮学者の意見という見方もあるようですが、企業戦士として現場で戦っているものとしては軽視できない視点を多く与えてもらったと感じています。世論はひとつの真実だと思いますが、世論を形成する力に変な力学を感じています。持ち上げたり、落としたり、それをいちいち真に受けていると自分の立ち位置を見失ってしまうようにも思います。著者の主張が全てだとは思いませんが、こういった意見がもっと取り上げられることが望ましいと思います。多様な意見のなかから世論ができてくるべきだと思いますので。著者と同世代を生きてきましたので、余計面白いと感じているのかもしれません。そういう意味ではおじさん本なのでしょう。考えるネタをもらったということで、星5つです。
80年代に戻ったような気持ちになりました。もっと早く知っていたかった。
劇場では大コケだったらしいですが、おかげで4カ月ちょっとでブルーレイが発売とはうれしい!あの迫力は劇場で体感するべき映画ではありますが。特典ディスクは残念ながらDVD仕様とのことですが、こういう映画こそメイキングはたっぷり見せてほしい。NGシーンやカットされたシーンもたくさん入れてくださいね!
自分はこの時のライブは見に行けなかったのですが、選曲も演奏も本当にBESTにふさわしい内容です。 昔の曲もたっぷり、バンドの皆さんもずっと変わらず。 サザンのギターのサポートの人としてではなく、本来の斎藤さんを是非見てください。
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