アフター・ザ・ストーム が、FM802のBGMで聞いてから早や15年。 ジーン長尾さん、今のヒロ寺平さんも使用されており、ずーーっと曲名が知りたかったのです。 この間FM802のTELで教えてもらえました・・(ホッ) このアルバム、いーっすねえ! まあ、ジョージベンソンみたいやけど・・
1968年の米映画。我らがマックイーンが(色んな意味で)走り続ける、刑事ドラマの最高傑作!だと思う。
私的な偏見?を述べる。「刑事モノ」は駄作とは言わんけれども、大根ばかりでウンザリするものが多い。
ブリット?マックイーン?180度、イイ方向に違う。バシッとキマる、眩しいまでの演技。格好良いゼ・・・・。
サンフランシスコをブッ飛ばす、迫真のカーチェイス。あの名車、フォード・マスタングが・・・・きたー!!!
マックイーン自らハンドルを握る。イイ男は運転もイカしているものなのだ。ボルテージが上がって来る。
最早、マスタングの(壮大過ぎる!)CMであるかの如く。悪漢を追う、マックイーン。駆け抜けるんだっ。
共演陣も負けてはいない。議員:◎、彼女:◎、相棒:◎、医師:◎と「脇」の煌めきも、本作を高めている。
あと「重要」だと思うのは、全体的に「お洒落」だと言うこと。マックイーン「自身」は言うまでもないことだが、
彼の服装、身のこなし、彼女との時間、食事のひと時、二人で車に、作品全体がクールでビューティーだ。
終盤の混雑した空港のシーンも外せない。カメラワークやコマ割りがイカしており、ビリビリとした緊迫感。
実際、空港に行く時はいつも思い描く(妄想する)のだ。自分はブリットであり、悪漢を追っているのだ、と。
この著作は1959年にネブラスカ州のウェスレイヤン大學から出版されている。日本語訳は、1970年の初頭にユング派の精神分析家ー(秋山さと子)氏によって翻訳された。ノーマン・O・ブラウンの極めて密度の濃い、フロイト研究、及び、それに関連する現代社会の内なる秘められた衝動の摘出と人間性に潜む破壊的傾向が与える、政治力学や暴力的欲望などの、権力支配に関する展望的研究である。この本の著述動機は、1953年当時のアメリカ軍が開発する、核兵器という人類絶滅の危機を孕む兵器に毒されつつある社会と、今なお凶暴さと、破壊の衝動に満ちた、金融財閥・軍人・政治家・大企業家、等の軍産複合体、そして余りに自制心の無い「大衆」の、遠い原始時代から続く本能的衝動に付いての省察と、その未来への展望の仕事であった。ブラウンは、戦争という時代の憤怒と狂気を解明すべく、その目的の為に過去のG・フロイトの著作と彼が言わんとしている展望を研究したのである。ブラウンは動物本能が発露する人間社会の本質を、深く追求したフロイトの業績を下敷きにしている。それは具体的には、後期フロイトの関心の中核であった「性愛」と「死の本能」という対比的な無意識の次元を論じる事から始めている。
こに書かれた「エロスとタナトス」は正に、その様な動機に始まる評論集なのである。「文化の不満」から「トーテムとタブー」「幻想の未来」「神経症と性欲論」をへて、権力志向としての「肛門性格の分析」まで、詳細に且つ展望を持って、フロイト自身の生涯を徹底的に辿ることからその研究を始めており、中心的にはフロイトの業績を論じながらも、その他の分野では、現代の古典的人物とその著作が縦横無尽に論じられている。N・ブラウンは、結局のところ現代を解く鍵を、フロイトの「人間心理分析」に見つけた訳で、透徹した古典思想の解析を通じて、様々な無意識の衝動に動かされている現代の政治的傾向や攻撃的本能である軍事衝動がもたらす危機を、実に豊富な事例を挙げて書き上げている。
この50年も前に書かれた本書は、今なお変わらぬ破壊衝動と攻撃的心理の把握に有効な力を秘めていると思われる。本書は広範囲な、且つ、包括的な知識を前提に書かれていて、すでに五十年は経過しているにも拘らず、その価値は些かも目減りして居ない研究書である。印象に残るフロイトの言葉がある、「我々の真の欲望は無意識的である」、は、人間がうすい自己意識の皮膚の下に、自らの顕在意識に昇る事の無い、無意識の衝動で動いている動物の一種であり、彼はその衝動を(性欲と死の本能)と書いている。つまる所、万物の霊長と思い上がった裸のサルは、今もなお、顕在意識を左右する無意識の本能で突き動かされる、爬虫類の魂を持つ動物である事を物語っていると云えよう。事実、脳神経の構造は層状的であり、脳の一番底の基部には魚の魂や両生類の精神が宿っているのである。
何故、彼の作品が 国内で正規販売されないんだろ??
何時ものノーマンです 期待してOK!!
まず1曲目でやられました…捨て曲なしの個人的に最高傑作です!So In Loveがお気に入りです^^最新の録音でSACDでなくても私的に音質は十分です。ベンソン好きやギター物のフュージョン好きも、きっと気に入ると思います。とても完成度が高く、満足できるCDでした。オススメです^^
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