「マトリックス」のストリートボード(絵コンテ)と脚本が一冊の本に収められている。映画が作られる前の原案での段階のものを本にしてあるので、映画とはやや異なっている。
ストリートボードと脚本が分離しているのが残念だが、逆に言うと、脚本をシーンごとに読んで、その該当する絵を探しながら読むとじっくり映画を思い出しながら味わえる。
マトリクスで使われている
英語のせりふが非常に気に入っているが、
英語も楽しめる。
ストリートボード、脚本、
英語と3つの視点から楽しめる本である。
なお、私はマトリックスの映画で実用
英語を覚えた。実に役に立つフレーズが目白押しなのがマトリックスである。マトリックスの
英語は端正な
英語だ。通常のアクションものとは異なる。哲学的な問答が各所に散りばめらている。端正な
英語と哲学問題。この本はその
英語力を楽しみながら向上させることができるテキストでもある。
追記
このレビューは
英語版について書いたのだが、日本語版にも出てくる。日本語版も持っているので一言。日本語版と
英語版は中身がだいぶ違っている。日本語版のほうはストリートボードとシナリオが対照できるように整理されている。
英語版はイラストとシナリオが分離している。日本語版の本でてくるイラストで
英語版の方では見ることができないものがある。逆に
英語版でてくるイラストで日本語版に出てこないものもある。本の大きさもページ数も
英語版のほうがはるかに大きい。
映像出力端子とデジタル音声出力が一つずつしかないブルーレイディーガ DMR-BZT760からハイビジョンブラウン管TV(
HDMI無し)と
3D対応プロジェクター(
HDMI有り)の2台に出力し、更にデジタル音声をアンプ2台に出力したかったのでこれを購入しました。
映像出力の一つは「
HDMI to D端子コンバーター 変換器」(http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00ECOISOK/)経由で
ブラウン管のD端子に繋いでいます。とりあえず映像面では希望通りになりました。
ただ上記のコンバーターのアナログ音声出力はDDとDTSのビットストリームがテレビにノイズ音声として直接出力されてしまうので
このセレクタにアナログ音声出力が付いていて助かりました。
5.1chボタンを押している時のアナログ出力の挙動ですが、AACはアナログ2chで出力され、Blu-ray再生で
DDやDTS音声の際は無音になります(レ
コーダーの音声設定はAAC・DD・DTS全てビットストリーム設定)。
2chボタンを押せばDD・DTSもアナログ2ch出力されます。
デジタル端子出力の方は、ドルビーデジタル&DTSは5.1で出力されましたがAACはダウンミックスになります。
サンワダイレクトのサイトの説明にAACに関しては何も書いてなかったしパッケージにもAACの事は書いてないので
AAC5.1にはおそらく対応してないのでしょう。これは残念ですが仕様なら仕方ありません。
あとこれはレ
コーダーのせいかもしれませんがドルビーTrueHDが無音になります。レ
コーダーの設定上は
DDに変換出力されているはずなのでこのセレクタでも再生出来ると思うのですがなぜか音が出ません。
DTS-HDも挙動がおかしい時があり、結局光出力は光デジタル分配器でレ
コーダー出力から直接2台のアンプに繋ぎました。
デジタル出力に関しては期待外れでしたがアナログ出力をTVにつないで役に立ってるので良しとします。
不満点は他のレビュアーさんたちも書かれてますが、何か切り替えする度に映像が消える時間が長めなのと
ランプが明るすぎる点。レビューを見ると寿命が心配ですが、壊れた時は追記します。