1978年リリースのブレッカーブラザーズ名義の4作目にしてライブアルバム・・・但し1曲目「EAST RIVER」のみスタジオ録音という、ちょい変則盤です。40分あっと言う間に聴いてしまう、素敵なライブアルバムでございます・・・せっかくの紙ジャケリリースなんですから、この時の未発表ライブ音源なんてのを是非発掘して欲しかったですね!!(絶対あるよね!!)メンバーは、ランディブレッカー(Electric Trumpet)・マイケルブレッカー(Electric Tenor Saxphone)・バリーフィナティ(G)・ニールジェイソン(B)そしてテリーボジオ(Dr)というラインナップ・・・テリーボジオが参加していなければ、正直ここまでのパワフルなライブにならなかったのではないでしょうか!!アルバム
タイトルの響きがとにかく最高で、内容もまさにそれに準ずる仕上がりになっています。フランクザッパのライブ盤でテリーと共演していた事もあり、自分達のバンドに引き込みたかったんでしょうねきっと(笑)。ブレッカーファンは勿論押さえているアルバムですが、テリーボジオファンで未聴の方は是非・・・U.K.とか期待しちゃダメですよ(笑)。名盤です!!!!!
ブレッカー・ブラザーズのファーストアルバム。
Sax:デビッド・サンボーン、Drs:ハーヴィー・メイソン、Bass:ウィル・リー
現在、弟マイケルは惜しくも他界。
M1「Some Skunk Funk」は『Heavy Metal Be-Bop』の方が変態っぽくスピード感もあって好きなのだが
この源曲も素晴らしい。リズムとギター、ホーン2人の絡みが緊張感を伴いスッキリバッチリ決まってる。
M2「Sponge」これも『Heavy Metal…』で再現されたファンキーな名曲。ギターの絡み方が印象的。
クライマックスはM6「Rocks」。緻密さ、スピード感、かっこよさでイチ押し。兄弟の掛け合いもいい。
熱帯
ジャズ楽団のカバー版との聞き比べも面白い。
M9「D.B.B」はベースとドラムのシンクロが超人的!
聴くべし!
硬派な
ジャズフュージョンを聞かせるユニット。再結成してのアルバム。いろんな音楽のエッセンスをまとめて聞かせるのが彼等のいいところだったが、今回もそれは守られている。高度な演奏テクとセンスを持つメンバーを起用してそれを見事に再現。ファンキーでテクニカルな演奏が聴ける。10点中10点。