今は亡き
夏目雅子の
ジャケット写真がまぶしい!
いわゆるジャケ買いしましたが,内容も超充実で超満足。
どの曲も,CMで使われていたサビを聴けば,個々のCF画像が脳裏に浮かびます。
私は,布施明の名曲「君は
薔薇より美しい」を久しぶりに聴き,清々しい気分になりました。
夏目雅子の「Oh!
クッキーフェイス」は,ちょっと学芸会っぽくって,しみじみと聴ける一曲です(リピート演奏でティナバージョンの1曲目に戻るのが楽しいです)。
いずれの作品も数十年まえに観ており、レンタルビデオ等で中々なくて、残念に思ってました。
幸い貴社の案内でみて、すぐに注文した次第です。
特に 高峰秀子さんの大フアンです。彼女のエッセイの文庫本はほとんど持っており、再読三読
するほど好きです。
「魚影の群れ」は
夏目雅子 そして相米監督に以前から感心がありましたので。
今村昌平監督の作品も、劇場でほとんど観ております。「神々の欲望」もぜひもう一度
観たいと思っています。
突然ですが、、、。『
猫』飼ったことある??
「
猫」のイメージってさ、、、“膝(ヒザ)の上で、撫(ナ)でられながら「ゴロニャン」とばかり、大人しく「喉(ノド)」を鳴らしてたかと思うと、ある日突然いなくなっちゃって、、全然帰ってこない”、って感じじゃない??ヤキモキさせられて、「こんにゃろう、もう知らない」なんて思っても、だめなんだよね。仕事も手につかないし、「飯」だって、『砂噛んでる』みたい、、、?「ミーちゃーん」なんて、ご近所への見栄も外聞も忘れて大声出しながら家の周りとかを探して歩いて、、、。知らないうちに日が暮れて、、、。「うなだれ」ちゃって。
前置きが長くなったけど、この映画、『この辺』がテーマなんだよ。
この摩訶(マカ)不思議なる生き物、『
猫』をかの「
夏目雅子」嬢が演じちゃうだ。この映画で、、、。『ハマリ役』なんだよね。これが、、、。もう、『たまらん』のですよ。想像に難くないでしょ。
「時代屋の女房」って表題見た時、「何だコリャ」?「時代屋」?って思ったんだけど。これ、「古道具屋」の名前なんだよね。いかにもありそうでしょ、言われてみれば。渡瀬恒彦がこの店の「オヤジ」でね。独り者で、「飄々(ヒョウヒョウ)」「安穏(アンノン)」とやってる訳。そこに、現れるんだな、「雅子嬢」が、、。本物の
猫と一緒にね。それも「裾の広い真っ白なロングスカート」で「白いパラソル」、「くるくる」まわしながらね、、、、。最初はお客みたいな顔して、「古道具」見てるんだけど、、、確か「お腹が鳴る」んじゃなかったかな、、。それで、「靴」ぬいで、家に入って、料理はじめちゃうんだよ。そしてさ、「ハラゴシラエ」が終わると、、、「やっぱし」、、、「はじまっちゃって」ね、「オヤジ」と、、。それで居着いちゃうって訳。「羨(ウラヤ)ましい」限りですな。
長くなるんで、途中、端折(ハショ)るけど、この『野良のシャム』ちゃん、やっぱり、「
猫」だから、、、いなくなっちゃうんだよ。それも「原因不明」でね。「まったくもって」、、、。
そうなると、「オヤジ」、もう大変。『千千(チヂ)に乱れ』ちゃうの。最初はどうにか冷静装ってるんだけど、、、日がたつにつれてね。もう、『周章狼狽(シュウショウロウバイ)』。そして『東奔西走(トウホンセイソウ)』。彼女の噂みたいの聞くと、店閉めてオンボロ軽トラック転がして、ド田舎迄探しに行ったりしてね。『期待と失望』の繰り返し、、、。「大のオトコが、、、。」、なんて言わないでよ。私なんか大いに同情しちゃったよ。男ならだれでもそうなっちゃうと思うよ。これぞ『男子の本懐』??だよ。あなただって、間違いなく『もっともだ。もっともだ。』と大きく頷くよ、、きっと、、。「独断と偏見」で言わして貰えば、「そう思える男こそ、幸せな奴」なんじゃない。
「ラスト」が又、いいんだな。それは見てのお楽しみ、、、。
きっと仄々(ホノボノ)とした「シ」「ア」「ワ」「セ」な気分にしてくれると思うよ。
Enjoy your own time !!
20年・・・、早いなぁ
この写真集は、サイズが大きいので彼女の繊細な心までも見えてしまいそうな気持ちにさせてくれます。
20年という悲しいみが、彼女の笑顔で癒される写真集です。
夏目雅子を知らない世代の方々が、この写真集を見ていただけたなら、こんな素敵な女優さんがいたことに驚くことでしょう。
デビューから27歳の若さで亡くなるまでの彼女の軌跡をたどることができる写真集です。どの写真の彼女もため息が出る美しさです。「美しい人」この言葉がこれほどまでに似合う女優はそう滅多にいないのではないでしょうか。