友人宅でヴァルケンをプレイして期待をしながら待ってた作品。
もちろん定価買い。
初回クリア時の評価はなんかあっさり終わるな・・・。という感じでした、Amazonレビューで言うなら☆3くらいでしょうか。
しかも使ってたのは敵の機体、周回プレイしても一向に機体数は増えず(機体選択画面に空欄があるのでぬけている機体があるのがわかる)なんで?と?マークを連発しながらプレイしていました。
サターンのメモリーが飛びまた最初からやった時に武器の取得にランクが関係してるのに気づきました、そうですこのゲームは一周目に高ランクを取得し武器や機体を手に入れなければならず2周目以降では入手出来ないのです。
それに気づいたからには楽勝だぜ!と意気込んだものの一周目ですので1ステージは装備固定、味方ASも守りながらと条件が厳しく、後のステージも手に入れた武器でやりくりしていくandリトライでした。
今思えば、むきになってリトライしている辺りで作り手側の策略に見事にハマってましたね(笑)。
総評としてレイノス2はヴァルケンとはアプローチが違うものの非常に丁寧に作られたゲームです。
設定上腕前は超一流のならず者というのはロボットゲーにはよくあります(気のせいかも。)が、ここまでその設定通りゲーム中に活躍して見せろというゲームは中々無いです。
敵もこちらがオレは"12特機"だぜヒャッハーと調子こいてるとゲーム中にレベルが上がり攻撃が激しくなったりと一筋縄ではいかせてくれません、だからこそランクAを取れた時は本当に嬉しい。
高い難易度を機体性能だけでなく自分の技術や知恵でクリアしていく本作は
プリンスオブペルシャやロックマンシリーズ、ジャンルは違いますがアーマードコアに通じる面白さだと思います。
クセが強く万人にオススメは出来ませんが、ハマれば相当楽しめるレイノス2を僕は今でも大好きです。
追記
偉そうな事言っといて数年振りにプレイしたらダメダメでした(笑)。
機体使用条件も忘れてますががんばって一人前のAS乗りを目指します。
昔話になるが、最初のガンダムは奇妙で癖になるアニメだった。ジョジョの奇妙な冒険や覚悟のススメのように、王道ではなかったが一度はまると抜け出せない作品だった。そんな訳で、当時マイナーだったTVゲーム業界にもいくつかガンダムテイストを入れようとしたソフトがあったが、色々な限界からどうにも満足できるものは殆どなかった。
そして最初のガンダムらしいゲームソフトがレイノスである。
まず、自機が弱い。正確には攻撃力に比べ防御力が低く、爆炎にも攻撃力があるため、自らの動きに100%の責任を持たなければ呆気なく死ぬ。次に、味方の機体がわらわら出て来る。殆ど戦力としては期待できないが、守るべきもの、共に戦う仲間が居ることを主張してくれる(残念ながら続編にあたるヴァルケンではここが弱い)。特に最終戦で味方艦隊メインから敵艦隊メインへ
スクロールしていくところは鳥肌がたつ。
ダメージを食らい易く移動に慣性がつく自機のため、ゲームとしての難易度は高い。しかし未だに忘れられない、癖のあるソフトなのだ。