難波弘之氏の最高傑作、という呼び声の高い、傑作アルバム。
タイトル通り、厚みのあるゴージャスな演奏と、ロマンティックなメロディ・ラインが素晴らしいです。昔、『夢見るように眠りたい』という映画があったと思うけど、これは、《夢見るように楽しみたい》、純音楽的な魅力溢れる、傑作だと思います。
学生時代に映画雑誌“ロードショー”で見かけたせいか、記憶に残って
いました。
ウディ・アレンの“ミッドナイト・イン・
パリ”で、ブニュエルを見、
この
タイトルが浮かんできました。アレンが敬愛する監督に外れが
あろうはずもなく、ただ単純に「素敵」というには、ウイットが
きついかもしれませんが。
アメリカ映画にはない、日本映画に通じる、いい意味のダラダラ感が
私にはたまりませんでした。また、登場人物の誰もが胡散くさくて、
これがまたよかったです。
今でこそイラク戦争で注目されているけど、この時代アフガンゲリラが出てくる少女漫画なんか書いていたのは原田智子くらいでは?(あと、「エイリアンストリート」?)そのことからも分かるように、少女漫画家には珍しく社会意識の鋭い作家さんなので、ギャグセンスも先鋭的で独特、この人の個性は貴重です。エッチ心もしっかり満足!