「こころ」が司書研修で
ココロ図書館を不在にするエピソードを「こころ」側と姉2人側で2話に分けて描いた異色作。両方でクロスオーバーする部分もあるので要チェック。
現実でも同じ年齢の沢城
みゆきさんの演じる「いいな」の壊れっぷりがとても愉快。
6話で、登場するコンパ
ロイドの珠音(To Heartのマルチとセリオを足して2で割ったような機能と性格付けで、すでにヴェテランの坂本真綾さんがアテている)。唐突で突飛に思われるこのコンパ
ロイドの過去も物語終盤での大きなキー・ファクタなのです。
ココロ図書館にある鍵付きの本。ある日「怪盗ファニートータス」からその本を盗むという予告状が。そして
予告状の噂を聞き駆けつける梶原警部。「
ココロ図書館」唯一のドタバタ・コメディですが、そのラストには
彼らと3姉妹のある絆がかいま見えます。
シリーズの一つの鍵を握る怪盗ファニートータス登場編!
斎藤千和、今、
ぱにぽにだっしゅのレベッカ宮本ことベッキーとして、
(人によってはラヴィ、日向夏美かな?)「実力派」として知られる方の
出世作ですが、同時に、舛成監督(かみちゅ!、R.O.D)の出世作ROD好きの方には世界観が非常に分かってもらえると思います。
今流行の用語やら知識がよくわかります。内容的にかいつまんだ、入門の入門のようなものですが(一部コアですが)、「今更こんなの聞けない」ことが解説してあって正直助かります。あとAV機器なんて「使えればどれも同じだろ」的な考えを持っていて、最新機種が出る度に買い換えてる人を見ると「なんだかなぁ」と思っていましたが、この本を通じてAV機器の深さと愛情を感じ、今では少し気持ちがわかるような気がします。しかも漫画としても面白いですよ〜。知識も増えるこういうタイプの漫画がこれから充実することを切に願いします。