英語はまず単語がわからなければ手も足もでないです。
子どもは公立中の2年ですが、自分が公立中学生だったときに比べて「何コレ?」レベルの
カンタンな教科書を勉強していて、おそろしく語彙も足らない。筆記体も習ってなく、英文
法も私の頃に比べ半年以上遅れています。慌てて単語帳を買いました
が、全然やらない。
「
英語漬け」にはハマっていたのですが、基本語彙も入っていないのだから先に進めるわ
けがありません。それでこのソフトを買いました。
他のレビュアーの方がコメントされてる通り、ゲームではなく電子単語帳に近いです。
が、生まれたときからテレビゲームやパソコンがあった現代の中学生には、昔のひたすら
単語帳を覚えるアナログな勉強法は苦行なだけ。
「
英語漬け進みたかったらこのソフトに入ってる単語は全部覚えないと無理」と言ったら、
「つまらない」といいながらもきちんと毎日やっています。
単語帳を全然見ないお子さんに試してみる価値あり…で、全体的な評価を★5つにしました。
グラフィック、設定に関しては秀逸であった。 オープニングは格好良く、プレイヤーを見事に引き付けさせ、キャラクターや背景は細部までに拘りが見えた。(グロテスクな描写も同様だが、耐性の無い人に対しても許容範囲である)
また設定に関しては、病的な妄想癖があり重度のヲタクという新タイプの主人公(これについては人を選ぶ)や、兄思いすぎる妹、個性豊かなヒロイン達、意味深かつ猟奇的な事件の諸々、を含めて"よく練られた設定だ"と素直に感心させられた。
だがシナリオに視点を置くと、ボリュームを極端に省き過ぎ、物語を消化不良に終わらせ、ディソードという折角の設定を粗末にし、扱いきれていなかったように感じた。
そのせいで全体的に見た時に、シナリオ不足によるインパクトの減少が目立ち"勿体無い作品だ"という思いを纏わり付かせ、グラフィックや設定の秀逸さを相殺してしまい、単なる癖の強い作品に仕上がったのだと思った。
そういった意味で、グラフィックや設定に星5つ、シナリオにマイナス星1つの計4つを全体評価とした。
しかし並大抵のADVと比較しても、今作品は充分に良作である。 もしも興味を惹かれた方は是非とも今作品を手に取り、プレイして頂きたいと思う。